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それからぼくはひとりで歩く

アリシア・モリーナ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593105342
ISBN 10 : 459310534X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

午前6時15分。朝の音がきこえる??目の見えない11歳の男の子ハイメの、ささやかで大きな冒険の1日。

【著者紹介】
アリシア・モリーナ : 1945年メキシコシティ生まれ。児童文学作家として多くの作品を生み出し、1992年『El agujero negro』で風の岸辺賞受賞、2024年グアナファト大学文学賞(児童文学部門)など受賞歴多数。その一方で、障害のある子どもたちのソーシャル・インクルージョンを促進する研究と、情報を広める活動を続けてきた。障害児と家族のための雑誌を創刊、編集長を10年務めたほか、関連支援財団の運営等にも携わっている

星野由美 : スペイン語圏の絵本・児童書の翻訳者。『パパはたいちょうさん わたしはガイドさん』(PHP研究所)で第72回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞

犬吠徒歩 : 東京でテキスタイルデザイナーとして6年間勤務したのち、カナダ、ポルトガルを経て、オランダの港町に定住してカフェを開業。イラストレーターとして本の装画などを手がけるほか、ウェブコミックレーベル「路草」で漫画『ネーデルラントの喫茶店』を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。中学年〜、横書き。目の見えない11歳の少年ハイメの冒険の1日▽朝6時15分目覚ましの5分前に起きたハイメは耳を澄ます。日常の音。学校まで父親と一緒に歩く。友達と話すのは楽しい。授業は困ることもあるけど出来ることもあって、担任の先生はとても良くしてくれる。下校時間が2時から12時に変更され、携帯を兄に貸していたハイメは困ってしまった。好きな子に一緒に帰ろうと誘われ断れない。女の子と分かれ平気な顔をしてひとりバスに乗り込んだハイメは、ドキドキしながら兄の学校を目指す▽良本。2025.6刊

  • くるり(なかむらくりこ)

    目が見えない11歳の少年ハイメの1日の物語。朝起きて、学校へ行って、帰ってくるまでのふつうの日……のはずが、思いがけない冒険が!目が見えなくてもできることはたくさんある(サッカーをしたり自転車に乗ったり映画を見たり)けど、やっぱり難しいこともある。そんなとき助けてくれるさまざまな人たちとの交流を通じて、人の親切や、意外な一面や、新たな関係性も見つけていく。短いお話のなかで、目が見えない子どもの日常をわかりやすく伝え、障害の有無に限らず子どもの健やかな成長に大切なことも描きだす良作。

  • かはほり

    2008年メキシコの作家の作品。目の見えない11歳の少年ハイメの1日の物語(章立ては時系列に14章からなる。)。目が見えないことはどういう世界なのかが細かく描かれている。わずか1日の話だけどドキドキハラハラの冒険、家族愛(特に祖父と兄が素晴らしい!)、メキシコの暮らしぶりなどがてんこ盛りで一気に読める。日本人による挿絵がとても物語に合っていて良い。学校で点字を習う中学年の子どもにお勧めしたい。

  • nago

    前向きな白杖の男の子のチャレンジ。その子から見える世界。

  • shoko.m

    目の見えない11歳のハイメが朝起きてから眠るまでの一日を綴った物語。いつも通り学校へ行って戻ってくる予定だったのに、帰宅時間を先生が掲示でしか知らせていなかったせいで、想定外の〈冒険〉をすることになってしまった……。ハイメから見た日常が描かれ、視覚障害の不便さを知ったり、逆にこんなこともわかるのかということに驚いたりしながら読んだ。いつもとは違う行動をするのは子どもにとっては大冒険だ。目が見えないハイメが見知らぬ場所を行くのはなおさら。知らなかったことを知り、違う自分になって世界を感じられるよい作品。

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