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集合知の力、衆愚の罠 人と組織にとって最もすばらしいことは何か

アラン・ブリスキン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862760982
ISBN 10 : 4862760988
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人々の間の相互作用から生み出される優れた洞察“集合知”。人はなぜ支え合うのだろうか。集団に潜む罠をいかに回避するか。組織と学習の在り方を根本から問い直し、知と人間の本質を探究する1冊。

【著者紹介】
アラン・ブリスキン : コレクティブ・ウィズダム・イニシアチブ共同設立者。カリフォルニア州バークレーのライト・インスティテュートで組織行動論の博士号を取得。1970年代から集団と集合体に関して研究する傍ら、教育者として体験学習をベースとする学校作りに貢献し、またグループホームの教育ディレクター、非営利団体ジョージ・ルーカス教育事業団の首席コンサルタントなどを務める。その後、医療従事者を対象とするコーチ兼メンター、企業や非営利団体に対する組織コンサルタントとして活躍

シェリル・エリクソン : コレクティブ・ウィズダム・イニシアチブ研究責任者。メリーランド大学人間発達学修士、シモンズ・カレッジ都市部初等教育学修士。1970年代、低所得の家族および子供のためのコミュニティを基盤としたプログラム開発や就学援助プログラム「ヘッドスタート」、革新的な初等教育プログラム「フォロースルー」に貢献。1980年代半ばに社会貢献からビジネスへと軸足を移し、リーダーシップ開発と組織変革に焦点を置く。イノベーション・アソシエイツのリーダーシップ&マスタリー・プログラムを通じてP&Gの幹部リーダーシップ開発に従事

ジョン・オット : 約30年にわたり集団変革に従事。スタンフォード大学法学博士。紛争解決をめざす参加型集団プロセスの開発、ノースカロライナ州の幼児教育プログラム「スマート・ステート」の中核になったコミュニティの変革などを行なう。多様な分野の非営利団体と手を組み、スピリチュアルなコンセプトと活動を、組織がそれぞれ逼迫する問題を解決するための枠組みへと落とし込んでいる。コミュニティオーガナイザーとして低所得地域の住民を支援したことから集合知の分野に取り組む

トム・キャラナン : フェッツァー財団上級顧問。平和を訴える書籍We Speak as One、リーダーシップ育成に取り組むシーズンズ・ファンド・フォー・ソーシャル・トランスフォーメーション、世界的な行動・学習コミュニティであるコンフリクト・トランスフォーメーション・コラボレーティブ、若手の非営利団体リーダーを集めたグローバル・ユース・リーダーシップ・コラボレーティブなど多くの国際的プロジェクトに従事。また執筆活動、グループ・プロセス・ファシリテーターとしての活動や、社会変革活動にかかわる財団や組織のコンサルタントを務める

上原裕美子 : 1976年東京生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koichiro Minematsu

    やっぱりだった。何故か吸い込まれるように読みたくなり、注文していた本。実は1週間は経った今になり読み終えた。非常に我が身にフィットしている。自分が組織の中で埋没していたと気付いた。「人生とは?」と聞かれてどうのように答えるのか。今なら、(人)は協力するために(生)まれてきた。それが人生。そう言いたい。人と人は別個に切り離されて存在しているのではない。令和の始めに良書に出会えました(笑)         

  • nobinobi

    集合知の出現を促すものとして、論理的な思考と象徴形式的な思考の両方をもつこととあるように、本書は論理的な文章というよりは、いくぶん象徴形式的な文章に寄っている印象を受けた。この象徴形式的な文章は、自分にとってなかなかとっつきづらいものであり、モヤモヤとした読了感となった。

  • Tatsuo Mizouchi

    ☆☆☆ こっちの集合知は英語ではコレクティブ・ウィズダム。集合知と訳されている英語はコレクティブ・インテリジェンスにグループ・ジーニアス。

  • bori

    個人の能力の総和以上の力を発揮する集団とバカまっしぐらの集団。その違いは何か?以下、備忘録▼個人や集団が「わからない」という事実を認めることができれば、その先を行くひらめきが生じる可能性は高まる(66)衆愚の第一のパターンは、分断と細分化。このパターンにおいては、集団の構成員が、「身内ではない」「私には関係ない」とみなす(147)第二のパターンは、第一のパターンとコインの裏表をなす。分断と細分化へ向かうのではなく、いつわりの合意、見せかけの団結に向かう。このパターンで、構成員は沈黙と服従を選ぶ(148)

  • Haruka Nakagawa

    ★2:読みにくい上、全然刺さらなかった。読みにくい本ほど燃えるって人がいることが分かったことが一番の気付き。

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