あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた

アランナ・コリン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309253527
ISBN 10 : 4309253520
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
343p;20

内容詳細

肥満も、アレルギーも、うつ病も、微生物の問題だった!ヒトの腸内には100兆個もの微生物がいる!最新の「ヒトマイクロバイオーム・プロジェクト」の成果を踏まえて警鐘を鳴らす、世界19カ国で刊行のベストセラー!

目次 : プロローグ 回復はしたけれど/ 序章 人体の九〇%は微生物でできている/ 第1章 二一世紀の病気/ 第2章 あらゆる病気は腸からはじまる/ 第3章 心を操る微生物/ 第4章 利己的な微生物/ 第5章 微生物世界の果てしなき戦い/ 第6章 あなたはあなたの微生物が食べたものでできている/ 第7章 産声を上げたときから/ 第8章 微生物生態系を修復する/ 終章 二一世紀の健康/ エピローグ 一〇〇%の世話をする

【著者紹介】
アランナ・コリン : インペリアル・カレッジ・ロンドンで生物学の学士号と修士号を取得したのち、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンおよびロンドン動物学協会で進化生物学の博士号を取得。『サンデー・タイムズ・マガジン』誌やウェブサイト「ARKive.org」に寄稿し、ラジオやテレビのコメンテーターも務める。これまでに数本の科学論文を執筆しているが、『あなたの体は9割が細菌―微生物の生態系が崩れはじめた』が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ロア さん

    老若男女国籍人種問わず、全人類必読の書!確かにスラスラと楽に読める本ではないかもしれません。クロストリジウム・ディフィシルとか、アッカーマンシア・ムシニフィラとか、舌をかみそうなカタカナ名が山ほど出てくるし、翻訳モノに慣れてない人には、読み難く感じる部分があるかもしれない。。。でも!それでも!科学的な新しい知識を確実に得られます。自身の知見を広めることは、生きていくのに絶対的に役に立ちます。この本を多くの人に読んでもらいたいです。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    びっくりです。人体組成は6割が水分という話は聞いたことがありますが、9割が細菌とは!筆者は進化生物学者。21世紀になり昔は死に至る病だった数々の感染症を克服したのはよかったけれど、代わりにアレルギー、自己免疫疾患、自閉症、肥満、過敏性腸症候群、1型糖尿病など昔はなかった病気がごく普通に見られるようになった。これらの病気が医療や家畜の飼育に使われる抗生物質によって人間の体内に共存している微生物の生態系が崩れたせいで起きているらしい。目から鱗の内容。確かにこれらの病気は先進国で多く、未開発国には見られない。

  • アナーキー靴下 さん

    人体の9割は微生物でできている、に『樹木たちの知られざる生活』の木が単独ではなく森と微生物に支えられている、という話を思い出し感慨深い。アレルギーの増加理由が「衛生仮説(幼い頃の感染症罹患の減少)」から「旧友仮説(マイクロバイオータの組成の変化)」に更新された、とは初めて知ったし、免疫系を制御する命令を出しているのもマイクロバイオータ、というのも全く知らず、面白かった。一方で詰め込みすぎというか、研究や臨床的な話と表層的な話がごちゃごちゃでわかりづらい。例えばニワムシクイ、この内容なら必要な話と思えない。

  • 小木ハム さん

    人間と細菌は共生関係にあり普段あなたが何を食べているかでその組成比も変わってくる。肉ばかり食べると肉の分解に長けた細菌が、野菜中心だと植物細胞の分解に長けた細菌が棲みつく。そして野菜が多いと″痩せ型のマイクロバイオータ″が形成されやすい。ダイエットをしたいなら食物繊維をしっかり摂れという事だ。また抗生物質と高脂肪食品を一緒に採ると体脂肪が急激に増えることが明らかにされており(マウスの実験だけど)これも結構衝撃。人間の気分や行動パターンにも影響を与えており、精神疾患と腸の動きは密接に関係している。

  • 舟江 さん

    「共生徹生物のアンバランスが胃腸疾患、アレルギー、自己免疫疾患、さらには肥満を引き起こしている」と近年言われ始めているが、将にその通りだと思う。抗生物質の乱用のつけが現代病として警告を発しているのではないだろうか。内容は、タイトルに反比例しているが、訳文は読みやすく良かった。

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アランナ・コリン

サイエンスライター。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンおよびロンドン動物学協会で進化生物学の博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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