アラベラ・カーター・ジョンソン

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Iris Grace 小さなモネ 自閉症の少女と子猫の奇跡(仮)

アラベラ・カーター・ジョンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784777818983
ISBN 10 : 4777818985
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2013年、英国に住む当時3歳の自閉症の少女が描いた絵画が、その卓越した美しさで世界中の注目を集めた。

アンジェリーナ・ジョリー、アシュトン・カッチャー、ダニエル・ラドクリフも絶賛する、小さな天才画家。絵を描くことに喜びを見つけた自閉症の少女アイリスと、固い絆で結ばれた一匹の猫、そして少女を育てる母の姿が困難に立ち向かう勇気をくれる、感動<子育て>ノンフィクション。

2歳のとき自閉症スペクトラム障害と診断されたアイリス・グレース。アイリスの母親である著者は、この予期せぬ出来事に直面し、人生が一変する。自閉症の知識がほとんどなかったため、あらゆることが予定通りにいかない状況を、一つずつ理解することから始めなければならなかった。戸惑い、苦悩しながら、彼女はアイリスに寄り添い、アイリスのために様々な行動をおこしていく。すると、セラピーの一環としてはじめた絵画に、アイリスは自己表現の方法を見つけ出し、非凡の才能を発揮しはじめる。そして最高の相棒、子猫のトゥーラとの出会いをきっかけに、閉ざされていたアイリスの世界が、外へ向けてゆっくりと開かれていく―――。


【著者 / アラベラ・カーター・ジョンソン】
アイリス・グレースの母。プロのフォトフラファーでもある。2008年に夫のPJ(ピーター・ジョン)とともに自身の故郷であるイギリス中部レスターシャーの丘陵地帯にある村に居を
かまえた。家族写真から風景写真、ウエディングの写真を中心にフリーランスとして活躍していたが、2009年に娘アイリスが生まれたことで生活が一変する。本書はアラベラが記した
家族の軌跡とアイリスの成長記録である。

【著者紹介】
アラベラ・カーター・ジョンソン : アイリス・グレースの母。プロのフォトグラファー。2008年に夫のPJ(ピーター・ジョン)とともに自身の故郷であるイギリス中部のレスターシャーの丘陵地帯にある村に居をかまえた。家族写真から風景写真、ウェディングの写真を中心にフリーランスとして活躍していたが、2009年に娘アイリスが生まれたことで生活が一変する

吉井智津 : 翻訳家。神戸市外国語大学英米学科卒業。英米文学翻訳家の田村義進氏に師事する。ノンフィクションのみならず、自己啓発書から小説まで幅広いジャンルの翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しいたけ

    巻頭に載る可愛らしいアイリスと猫の写真、両親の穏やかな笑み、そしてアイリスが描いた光溢れる絵。心が木漏れ日に放り込まれる。生まれくる子どもに語りかける幸せな時間。娘は他の子どもとは違うのではないかという不安。自閉症とわかった娘にしてやれることを模索する必死な思い。奇跡の子猫トゥーラとの出会い。大変なことも書かれているのに、決して綺麗事だけを掬っているわけではないのに、嫌な気持ちにさせられることが全くなかったのはどうしてだろう。ただ娘のために寄せる愛。散りばめられたその光こそ、神々しい絵画のようだった。

  • 優希

    自閉症の少女・アイリスの物語です。家族の支えがあり、自らの才能を花開かせていくのに凄さを感じました。アイリスは障害を持ちながらもそれを超える何かを持っているのですね。自分も発達障害を抱えているので、共感することが多かったです。

  • まきこ.M

    原石を試行錯誤を繰り返しながら磨き上げ、宝石となり輝きを増していくようー自閉症のアイリスに合う土壌を探し、種をまき蕾をつけ花開くのを信じ一緒にそばにいることの母の根気強さと深い愛情を強く感じます。否定することをやめ、のばせることを冒険していくためには彼女の全てを受け入れ、常にアンテナを立てて彼女を知っていくこと。先入観や期待が混ざると違った結果になってしまう難しさ。何より素晴らしいのは在宅学習で彼女が好きなテーマに沿って国語、算数、社会、理科、音楽、体験学習と繋げていくこと。机に向かうだけが勉強じゃない。

  • はな

    装丁のアイリスとニャンコの姿に一目ぼれしました。とっても愛らしい。自閉症と診断されているアイリスの描く絵は幻想的でありながら力強さもある魅力的な絵でした。小さなころからどうも育てにくさを感じる母親のアラベラ。もしかしておかしいのかもしれないと思いつつもそれを認めるのも怖いという葛藤はよくわかりました。娘は父親を拒むためにどうしても夫との関係も一時悪くなってどうなるのかと思いながらも母親の強さを感じました。アイリスを育てるのは想像以上に大変だったのではないかとおもいます。

  • 宇宙猫

    ★ 子育ての苦悩を描いた本だけど、子猫も絵もちょっとでてくるだけでタイトルにだまされた。間違えてでも買ってほしいという必死さは感じるけど。大半がネガティブ思考なので途中からは飛ばし読み。

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