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カワと7にんのむすこたち 日本傑作絵本シリーズ

アマンジ シャクリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834081695
ISBN 10 : 4834081699
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中東地域で語りつがれた英雄カワの伝説。

【著者紹介】
アマンジ シャクリー : 1962年イラク北部にクルド人として生まれる。イラク・イラン戦争のさなか、1989年、ベルギーに亡命。そこで現地の言葉(オランダ語)を猛勉強し、児童書作家となった。何度か来日したこともあり、東京、大阪、名古屋、長野で平和の大切さを説き、神奈川では小学生と交流の場をもった。2010年に帰郷、現在は家族とともにイラク北部のクルド人自治区に住む

野坂悦子 : 1959年東京に生まれる

おぼまこと : 1937年、台湾に生まれる。中央大学卒業。サラリーマン生活の後、渡米。1977年ごろから独学で絵本の世界に入る。1983年、ハンガリーの「日本人6人展」に参加。1989年、『ごめんねムン』(小峰書店)が「小学国語2年生」(大阪書籍)に採用され、『しばいっこ』(あかね書房)で中央福祉審議会特別推薦賞受賞。1994年、「90年代日本の絵本原画展」に選出される。1999年、『世界一すてきなお父さん』(小峰書店)で第13回赤い鳥文学さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 遠い日

    クルドの昔話。権力と悪魔の結びつき。民を苦しめる王の愚かさは、悪魔がしむけたものだが、これを打破するカワたちの怒りの凄まじさ。厳しい国民性が覗いて、救いのない死のありようが無惨。

  • R子

    クルドの民話。王様の両肩にヘビが生える。その痛みを和らげるために羊が、やがて男の子が生贄になる。背後には悪魔が絡んでいて...。石で殴っても刀で切り落としても復活していたヘビが、カワのハンマーであっさり制圧されたのには拍子抜けした(^^;)でも重要なのは、カワや7人の息子たちそれぞれがなすべきことをして平和を取り戻す強さを持っていたこと!

  • ケニオミ

    クルドのお話ということで、読むことにした絵本です。両肩から蛇が生えるなんて、ちょっと想像できない場面があったりしましたが、至極まともなお話でした。クルド人今被差別民族ですが、過去もそうだったと思わせる絵本でした。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    クルドに伝わるおはなし。クルド人は、チグリス・ユーフラテス川の中・上流に住む少数民族。父親カワの機転で、難を逃れたディラーン、ラワン、ダロ、ラウク、シュルバズ、ヒワ、シモの7人の兄弟。カワは王さまになるよりも、子どもたちのことを1番に考えている父親なのが印象的でした。

  • 花林糖

    (図書館本)何故肩から蛇?悪魔の目的は?王様が救われなかったのは仕方がないのかな。もやもやの残る読後感でした。

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