アビゲイル・タッカー

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猫はこうして地球を征服した 人の脳からインターネット、生態系まで

アビゲイル・タッカー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772695589
ISBN 10 : 4772695583
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : はじめに 地球の小さな征服者/ 第1章 滅亡と繁栄/ 第2章 なついていても野生を残す/ 第3章 ネコに魔法をかけられて/ 第4章 エイリアンになったネコたち/ 第5章 ネコから人間の脳へ感染する/ 第6章 人間はネコに手なずけられている/ 第7章 次世代のネコたち/ 第8章 なぜインターネットで大人気なのか

【著者紹介】
アビゲイル・タッカー : ライター。スミソニアン協会(スミソニアン博物館などの運営元)が発行する『スミソニアン』誌の記者。記事は、毎年、最も優れた科学読み物を選ぶ「ベストアメリカン・サイエンス&ネイチャー・ライティング」に掲載された。また、コロンビア大学のマイク・バーガー賞、ナショナル・ヘッドライナー賞などを受賞。『猫はこうして地球を征服した―人の脳からインターネット、生態系まで』で多数の年間ベストブック・賞を獲得している

西田美緒子 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    本日(2/22)は、猫の日のため、読む順番を変更して読みました。猫の学術的な本で、目から鱗的状態です。世界的猫ブームの中、警鐘的な作品でした。石器時代以前の人間が、超肉食の大型の猫科動物にとって餌的動物であったのは驚きです。猫恐るべし、猫に洗脳されている感はありますが、やっぱり猫が好きという所でしょうか(=^・・^=)

  • Willie the Wildcat

    歴史的検証も踏まえた社会学・人類学、はたまた医学的観点での「猫」の考察。弱肉強食の自然界を生き抜き、人類が無意識に”拡散”を促進した件が興味深い。植民地政策を含めたグローバル化の影響は他の生態系でも見受けられるが、天邪鬼的な人との”距離感”は独特。各国の”撲滅”政策が、焼け石に水な状態にもどこか納得感。自由契約選手とは言い得て妙。ベビーリリース効果!?喉のゴロゴロ音など、確かになぁ。因みに、トムとジェリー症候群はググりました。自分の想像していた考えの幼稚さに思わず苦笑い。

  • (C17H26O4)

    タイトルに釣られて読んだ。猫の害獣的側面について、トキソプラズマについて、昨今の猫ブームについて、キャットショーや新種の猫についてなど。何かのコラムを読んでいるような感じ。出典もない。

  • honyomuhito

    空前の猫ブームが続いている。氷河期のころ人の祖先は猫の祖先であるサーベルタイガーや巨大ライオンに捕食される存在だった。本書では私たち人は最近になってようやくネコ科の大敵を征服できた証拠として小さなライオン(猫)を身の回りに置きたいのかもとあるが、それにしては猫は引き続きあまりにも自由だ。実は世界最悪の侵入生物100に選ばれていたり、ネコを媒介とするトキソプラズマが人に大きく悪影響を与えているにも関わらず人は猫を愛するのをやめない。身近な人たちも猫への愛情はあまりに強い。 まあ本当は私犬派なんですけどね笑

  • 瀧ながれ

    いちばんショックだったのが、かつて船に乗せられて各地の港や島におりて、そこの人たちにかわいがられた猫が、そこでのんびり生息していた小型の動物や鳥や昆虫を絶滅に追い込んだ(現在進行形で追い込んでいる)、ということ。実際、我が家の裏の小川からオニヤンマが消えたのは、縁側で羽化した彼らを乾ききる前に捕獲しまくったうちのハンターたちのせいだと思われ、食べるためではなく戯れるための狩りを楽しむ猫の恐ろしさを認識した。でも「在来種を絶やしてしまう厄介な外来種」といって猫を処分と思わないのは、たしかに不思議なんだなあ。

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