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ISBN 10 : 4588011820
Content Description
キャロル・ギリガン以降のケアの倫理とフェミニズム、そして信頼論の哲学的議論において、1980年代以降に無視できない論点を提示したアネット・バイアー(1929?2012)。その主著『心が共有しているもの』と、関連する古典的な論文3本、「正義よりもっと多くのものが必要である」「女たちは道徳理論に何を欲するか」「信頼と信頼に背反するもの」を収録。訳者解説を付した日本語版独自アンソロジー。
【著者紹介】
アネット・バイアー : 1929年ニュージーランド生まれ。2012年に母国で没。享年83歳。ニュージーランド最古の大学であるオタゴ(Otago)大学、イギリスのオックスフォード大学で学び、イギリス、ニュージーランド、オーストラリアで教鞭を執ったあと、1962年にピッツバーグ大学に職を得た夫カート・バイアーとともにアメリカ合衆国に移住。カーネギー・メロン大学で教鞭を執ったあと、1973年にピッツバーグ大学に移る
竹山重光 : 1960年生。哲学・倫理学専攻。京都大学大学院博士後期課程修了。現在、和歌山県立医科大学准教授
品川哲彦 : 1957年生。哲学・倫理学専攻。京都大学大学院博士後期課程修了。京都大学博士(文学)。現在、関西大学名誉教授
平出喜代恵 : 1986年生。哲学・倫理学専攻。関西大学大学院博士課程後期課程修了。関西大学から博士(文学)を授与。現在、関西大学准教授。論文に「カントにおける理性信仰の意義」(『アルケー』23号、関西哲学会研究奨励賞)、「カントにおける自己への信頼」(『倫理学研究』48号、関西倫理学会優秀論文賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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