Product Details
ISBN 10 : 4860790995
Content Description
からだも心も大きく成長する子どもたちにむけて、からだと心に関する知識を幅広い視点から解説する絵本シリーズ(全4巻)。長い人生を健康に生きていくために、自分のからだと心に向き合うことの大切さや知っておきたいさまざまな知識を、各巻のテーマに沿って親しみやすいイラストとともにわかりやすく伝えます。日本語版刊行にあたり、日本体育大学教授の野井真吾先生に監修を、鹿野晶子先生に監修協力をお願いしました。巻末には理解を深めるために活用できる用語解説・索引・ブックリストがついています。
第3巻となる本書では、わたしたち人間は一生をつうじて変化しつづけていることを説明します。胎児の時期からはじまり、幼少期、思春期、成人期、老年期まで、各ライフステージで心とからだの両面にどのような変化がおこるのかを、わかりやすく解説します。とくに思春期には多くページが割かれていて、女の子・男の子それぞれの身体的変化にくわえ、わけもなくイライラして気分が安定しない原因はホルモンであること、だれにでもおこることなので心配はいらないことなどを丁寧に説明しています。子どもの読者がこれからむかえるからだと心の変化をポジティブにとらえ、長いスパンで自分の人生を考えるために役に立つ1冊となっています。
1・2巻と同様イラストに描かれている人びとの肌や髪の色はさまざまです。また本文では、ふたりの母親やふたりの父親がいる家族、養子をむかえる家族もあることにも触れています。人はそれぞれちがうこと、家族にもさまざまなかたちがあることなど、多様性に配慮している点も本書の魅力のひとつといえるでしょう。
【著者紹介】
アニータ・ガネリ : インドのコルカタで生まれ、イギリスで育つ。ケンブリッジ大学を卒業後、出版社勤務を経て作家となる。子ども向けノンフィクションを中心に年に15〜20冊のペースで多数の作品を発表
ヴェーラ・ポポーワ : 3歳から絵を描きはじめ、ロシアのモスクワ中等美術学校で絵画を学ぶ。モスクワを拠点に子どもの本のイラスト、キャラクターデザインを手がけるほか、オンラインのイラスト講座を主催
野井真吾 : 日本体育大学大学院体育科学研究科博士後期課程修了。博士(体育科学)。東京理科大学講師、埼玉大学准教授、日本体育大学准教授を経て、同大学教授。体育学部長。子どものからだ研究所長。子どものからだと心・連絡会議議長。教育科学研究会身体と教育部会代表。子どもの権利条約市民・NGOの会共同代表
ひらのあさ : 東京都生まれ。日本女子大学文学部英文学科卒業。貿易事務などの仕事を経て、書籍の編集、翻訳にたずさわる。やまねこ翻訳クラブ会員。本作り空Solaスタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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