Product Details
ISBN 10 : 4794974647
Content Description
地球上の人間はすべて女から生まれる―。そのことは、女を理想化し、母性神話をはびこらせる一方、女が自分自身の生き方を選択する自由を奪ってきた。男中心の社会のなかで、制度化された「母性」がかかえこむあらゆる問題を検討し、女のからだとこころを解放する視点をあきらかにする。三人の息子の母としての体験を問いなおし、歴史的文献を緻密に分析し、「あたらしい古典」としていまや世界中で大きなインパクトをもって読みつがれる、リッチのフェミニズム「母性論」の名著。
目次 : 1 怒りと愛と/ 2 「聖なる職業」/ 3 父親たちの王国/ 4 母親―至上なるもの/ 5 飼いならされた母性/ 6 人の手、鉄の手/ 7 疎外される出産/ 8 母親と息子、女と男/ 9 母であること、娘であること/ 10 暴力―闇をかかえる母性
【著者紹介】
アドリエンヌ・リッチ : 1929‐2012年。ボルティモア生まれ。現代アメリカを代表する詩人、フェミニスト批評家。ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ在学中に、詩集『世界の変化』(イエール青年詩人賞受賞)で詩人としてデビュー。60年代初頭以降、母性、セクシュアリティ、人種差別、反ユダヤ主義、戦争などの問題を探求する詩や論考において、個人的なものと政治的なものを結びつけることにこだわった。ルース・リリー賞、全米図書賞、ラナン財団生涯功労賞、マッカーサー・フェローなど受賞多数
高橋茅香子 : 1938年生まれ。東京外国語大学卒。朝日新聞社国際本部を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
しじみのさしみ
読了日:2025/05/19
Go Extreme
読了日:2025/04/29
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

