Books

ダリウスは今日も生きづらい

アディーブ・コラーム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087735086
ISBN 10 : 4087735087
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「大丈夫じゃなくても、大丈夫。」
生きづらいあなたへ贈る、友情と成長の物語。

イラン出身の母と白人の父をもつ、ペルシア系アメリカ人のダリウス。
家でも学校でも疎外感を覚える彼は、母の故郷ヤズドを家族で訪れることに。
そこではじめての友達を見つけ……。

民族、人種、性的指向、うつ病、多重のアイデンティティに悩む16歳の青春物語。

◎ウィリアム・C・モリス賞受賞
◎ボストングローブ・ホーンブック賞フィクションと詩部門オナー受賞
◎Asian/Pacific American Awards for Literature ヤングアダルト文学部門受賞
◎Lambda Literary Awards 児童・ヤングアダルト部門最終候補作

[アメリカの様々な年間ベストブックスに選出されました!]
タイムズ/ウォール・ストリート・ジャーナル/バズ・フィード/パブリッシャーズ・ウィークリー/カーカス・レビュー/ニューヨーク公共図書館/ブック・エキスポ・アメリカ ほか多数

【著者略歴】
アディーブ・コラーム Adib Khorram
作家、グラフィックデザイナー、お茶愛好家。アメリカ合衆国のミズーリ州カンザスシティで育つ。南イリノイ大学でデザインと舞台技術を学ぶ。
その後イベント会社に勤務するかたわら、2018年に『ダリウスは今日も生きづらい』でデビュー。本書はウィリアム・C・モリス賞や、ボストングローブ・ホーンブック賞オナーなど様々な賞を受賞した。
執筆以外の時間は、ルッツ・ジャンプの練習をしたり、ヨガで逆立ちをしたり、ウーロン茶を淹れたりしている。

【訳者略歴】
三辺律子(さんべ・りつこ)
東京都生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院文学研究科児童文学専攻修士課程修了。訳書にジャンディ・ネルソン『君に太陽を』(集英社文庫)、デイヴィッド・レヴィサン『エヴリデイ』(小峰書店)、ジョーン・エイキン『月のケーキ』(東京創元社)など多数。

【原書タイトル】
DARIUS THE GREAT IS NOT OKAY


【著者紹介】
アディーブ・コラーム : 作家、グラフィックデザイナー、お茶愛好家。アメリカ合衆国のミズーリ州カンザスシティで育つ。南イリノイ大学でデザインと舞台技術を学ぶ。その後イベント会社に勤務するかたわら、2018年に『ダリウスは今日も生きづらい』でデビュー。本書はウィリアム・C・モリス賞や、ボストングローブ・ホーンブック賞オナーなど様々な賞を受賞した

三辺律子 : 東京都生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院文学研究科児童文学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヒデミン@もも

    日本もダリウスのように自分のアイデンティティに悩む人が増えていくんだろうな。お茶好きのダリウスが、最初に入れてくれたのが日本の玄米茶だったことがなんだか嬉しい。美味しそうなイランのお菓子や料理もいっぱい出てくるが、ナンぐらいしか思い浮かぶことができなくて残念。

  • Fondsaule

    ★★★★★ 母がイラン出身、父がアメリカ人のダリウス、17歳、米国在住。 学校の友達関係では下層をうろついている感じ。 妹は流ちょうなペルシャ語を話すが、ダリウスは英語だけ。 少しだけ鬱を抱える。そんなダリウス一家が母の祖父母に会うためにイラン行くことになった。 ダリウスはそこで無二の親友と出会うことになる。 イランの風習がダリウスの目線で描かれる。 とても興味深く、そして面白い。 お茶が好きってのがいいなぁ。

  • 愛玉子

    友だちはいるけど親友とは言えない。両親は優しいけど失望させてる。高校では「テロリスト」ってからかわれたりして。自分や周囲を『指輪物語』や『スタートレック』に例える語りは面白いけど自虐的で、辛さや寂しさを外に出すまいとするのが痛々しい。でも祖父母の国で親友と呼びたい相手に出会えたダリウスは、一歩手前で止まる癖をやめて恐る恐る踏み出してみる。出てくる料理やスイーツがよくわからないけど美味しそう。スマックは中東のレシピ本で見たことあるぞ、ゆかりで代用可のやつ!ダリウスがお茶好き(紅茶から玄米茶まで)なのも良い。

  • 星落秋風五丈原

    集英社のこの手のシリーズは精神疾患を抱えた少年少女が主人公のパターンが多い。イランに戻った事で生きづらさの原因に立ち戻る。

  • Takashi Takeuchi

    イラン人の母とドイツ系アメリカ人を父に持つ米国ポートランドの高校生ダリウス。イスラム系、ぽっちゃり、オタク、おそらくゲイ?といじめられ要素を持ち友達のいない彼。しかし一番の生きづらさは先天性の鬱病である事と父に失望されていると感じている事。そんな彼が初めて母の故郷イランに里帰り。そこで少しずつ癒され、自分をを解きほぐしていく。イランの人、景色、料理が美しく。行きたい国になった。自身も鬱病である著者のあとがきも素晴らしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items