アダム・オイェバンジ

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ブレーキング・デイ-減速の日-上 減速の日 ハヤカワ文庫

アダム・オイェバンジ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150124113
ISBN 10 : 4150124116
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
金子司 ,  

Content Description

AI統制下の地球を逃れ、植民船団で地球を脱出して132年。全長25キロ、居住区輪8つを備えた世代宇宙船3隻は、長い旅の終わりを目前にしていた。インプラントで機器を操るクルーは、目的地くじら座タウ星へと船を減速させるため、停止中のドライヴ機関を再稼働させる“減速の日”の準備に追われている。そんななか機関部訓練生ラヴィは宇宙空間で一人の少女を見かけた…宇宙服なしの姿で!?新時代の世代宇宙船SF。

【著者紹介】
アダム・オイェバンジ : ナイジェリア出身の父親とスコットランド出身の母親のもと、英国スコットランドのコートブリッジに生まれる。バーミンガム大学とハーバード・ロー・スクールで学び、法廷弁護士として長年働いたのち、金融業界でテロ対策の専門家を務めながら、作家活動を始めた。本書『ブレーキング・デイ―減速の日』はその第1長篇。近刊の第2長篇A Quiet Teacherはミステリで、マルチジャンルな活躍が期待される作家である

金子司 : 1969年生、1992年明治大学商学部商学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tom

    地球にはうんざりだ、他の星に行って暮らすのだと考えて出発した船団。旅程の半分を過ぎて、減速を始める日。これが、ブレーキング・デイ。乗船しているのは1万人以上。すでに7世代を過ぎていて、当然のように階層社会が形成されている。下層階級の主人公ラヴィは、一族の反対を押し切り、機関部訓練生としてお勉強やら実習に励んでいるところ。その彼が巻き込まれた騒動の物語。この類の物語、けっこういい加減なものという印象があるのだけど、ちょっと違う。なかなか読ませる。下巻で何が起きるのかと楽しみ。

  • 宇宙猫

    ★★★ 終盤に動きが出て面白そうになってきたけど、それまでのやり取りが子供っぽくって退屈。これはジュブナイルだったのかな。

  • スプリント

    世界観がしっかりしているが全容を理解するのに最初は四苦八苦した。独特なルールや言い回しも多く最初は根気がいるかも。 不要な人間は堆肥にされて残った人たちの役に立てられるというシビアな世界。

  • イツキ

    AIに支配された地球から脱出した人々の世代宇宙船を舞台に来たる減速の日に向けて人々が奮闘しているというメインストーリーもあまり他にない題材で面白いですが、その水面下で起こっている不可思議な出来事、裏工作などの不穏な動きも印象的です。上巻ではまだどれも核心には至りませんがそれぞれの伏線がどう集結していくのか楽しみです。

  • とも

    世代宇宙船内でのお話し。上巻は学園モノ?進みが遅くて方向性が不明瞭な印象。

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