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愛の探偵たち

Agatha Christie

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151300615
ISBN 10 : 4151300619
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

雪に閉ざされたゲストハウスに電話が入った。ロンドンで起きた殺人事件の関係で警察が向かっているという。やがて刑事がやってきて…マザー・グースの調べにのって起こる連続殺人劇、戯曲「ねずみとり」の原作をはじめ、ポアロ、ミス・マープル、クィンら、名探偵たちの推理がきらめく珠玉の短篇集が新訳で登場。

【著者紹介】
アガサ・クリスティー : 1890年、イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

宇佐川晶子 : 1974年立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • NAO

    8編からなる短編集。「三匹の盲目のねずみ」は、戯曲「ねずみとり」の原作。雪で閉じ込められた家という密室状態と、何とも怪しげな客たちという、クリスティお得意の設定。ミス・マープルものは4編。ミス・マープルものには軽めのものが多いようだ。ポアロものは2編。ミス・マープルものよりより本格的なミステリとなっている。「四階のフラット」は、ちょっと強引な感じもするが。「愛の探偵たち」は、クィン氏もので、ハーリ・クィンは、短編でしか登場しないキャラクター。

  • Kircheis

    ★★★☆☆ ミス・マープル、ポアロ、ハーリ・クィンらがそれぞれ活躍する話を収録した短編集だが、1番の目玉は戯曲「ねずみとり」の元ネタ「三匹の盲ねずみ」である。 ただ、劇ではなく小説として読むと、犯人は割と分かりやすかった。 それ以外では、ミス・マープル物の「昔ながらの殺人事件」と、「管理人事件」が気に入った。

  • yumiha

    何度も上演されたという脚本を小説にした「三匹の盲目ねずみ」は、誰もかれも疑わしくて展開にドキドキハラハラした。まさかねぇと疑っていた人物が犯人というのも、クリスティーらしい。他に、初めてのクィン氏1篇。ミス・マープル4篇、ポアロ2篇。久しぶりのポアロだったので、旧友に会ったように懐かしく思った。しかも「かつて私にも愛する美しいイギリス女性がいた」とポアロが言う場面あり!えっ⁉聞いてないよう…。どこかにそんな話があったのかしらん?

  • 優希

    クリスティーが創り上げた探偵たちのアンソロジーとでも言いましょうか。豪華です。

  • Tanaka9999

    2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。8編。1編目は中編。2編目から5編目の4編がマープルもの。6編目、7編目の2編がポアロもの。8編目がクィン氏もの。これらの作品はすべて古い伝統的な社会を舞台としている。そしてクリスティの話はそちらの方がより良く感じる。

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