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ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人 創元推理文庫

Agatha Christie

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488105501
ISBN 10 : 4488105505
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

セント・メアリ・ミード村の牧師館で治安判事が殺された。被害者は厳しい性格で恨みをもつ人間は多いが、殺すまでとなると…。とはいえ村は謎めいた婦人やスキャンダラスな噂のある画家など、怪しげな人物に事欠かない。難航する捜査をよそに、牧師館の隣人の穿鑿好きな老婦人が、好奇心と人間観察で事件を解決に導く。クリスティの二大探偵のひとりミス・マープル初登場作。

【著者紹介】
アガサ・クリスティ : イギリスの作家。1890年生まれ。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビューして以来、長編と短編集あわせて100冊を超す作品を発表した。巧妙な着想と錯綜したプロット構成に、独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』『ABC殺人事件』といった多くの作品が、古典的名作としての評価を確立している。71年には長年の功績により、大英帝国勲章(DBE)を授与された。“ミステリの女王”たる彼女の創造した名探偵には、エルキュール・ポワロやミス・マープルなどがいる。76年没

山田順子 : 1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • コーデ21

    マープルシリーズは「ポケットにライ麦を」「パディントン発4時50分」の2冊に続いて3冊目。ミス・マープル初登場作のせいか彼女の描写があまりに<穿鑿好きな老婦人>寄りで、他作に比べると「おばあちゃん色」(笑)が濃くて違和感ありました😅 でも人間観察と推理の冴えは他作と遜色なく安心して読めました。あとがきにもあるように「エビ事件」が気になります〜ww

  • 二葉

    ハヤカワ版て読んでるのに、犯人は記憶になく楽しめた。

  • みやび

    登場人物、特に女性が生き生きと描かれ楽しかったです。牧師の目線で村人たちを見ているから穏やかな雰囲気ではあるものの、尻軽女だのトラブルの種だの、この村には女が多すぎるだのと、男性陣を悩ませるエネルギーが私には好ましく思えました。小さな村に暮らすのは息苦しそうですが…。殺人の動機は今も昔も小説もリアルも変わらないですね。そういう意味では王道ミステリですが最後に裏をかかれて驚いたので、マープルというよりクリスティすごいなと思いました。新訳で読みやすかったです。

  • アップルティー

    人生経験豊富で観察眼鋭い老婦人ミス・マープル初登場の作品。田舎の小さな村セント・メアリ・ミードの牧師館で嫌われ者の治安判事が殺害された。彼を恨みに思う者は多いが…一周回って最初に疑われた人物がやはり犯人だったというパターンだが、その犯行の細かさに驚いた。真相に至るラストシーンは緊迫感があった。恋愛を含めた人間関係、横領、窃盗など様々なエピソードが盛り込まれミスリードを誘う。横柄さが目立つ警察対語り手役の牧師、医師ヘイドック、ミス・マープルらの構図や村人達の描写が面白かった。

  • A.S

    動機を持ってそうな人は多いし裏で怪しい事をしてる人も多いし、奇妙な出来事もたくさん起こるしで、全体的にわちゃわちゃとしてました。それでいて村では厳しすぎて嫌われ者だった人が被害者で、彼の死を悲しんでいる人があまりいないからか、殺人が起こってからもミステリーにしては緊張感弛めで、そこが村の牧歌的な雰囲気と合わさって独特な空気感を醸し出してるのが、正しく典型的なコージーミステリーといった印象で、リラックスして気楽に読める1冊でした。コージーものって、全体的にこんな空気感なのかな?

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