アイリーン・m・ペパーバーグ

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アレックスと私 ハヤカワ文庫

アイリーン・m・ペパーバーグ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150505646
ISBN 10 : 4150505640
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヒトと鳥は、人間の言葉をもちいて交流できるのか。はるかな目標を掲げた研究者が出会ったのは、のちに「天才」と呼ばれることになる1羽のヨウムだった。50の物体の名前、7つの色、5つの形、8までの数を学習し、個性的な性格と知性で人々を魅了したアレックス。ともに逆風が吹きすさぶ学界を切り開き、「アイ・ラブ・ユー」の言葉をのこしてこの世を去るまでの旅路を描き出す、1人と1羽の感動の実話。

目次 : 第1章 “素晴らしき哉、人生!”/ 第2章 私の原点/ 第3章 はじめての発話/ 第4章 さすらいのアレックスと私/ 第5章 「バネリー」って…?/ 第6章 アレックスと仲間たち/ 第7章 IT化の波に乗って/ 第8章 新境地

【著者紹介】
アイリーン・M・ペパーバーグ : 鳥類の認知とコミュニケーションの研究者。「アレックス財団(The Alex Foundation)」創立者、所長。元ハーバード大学準研究員、ブランダイス大学非常勤准教授。ハーバード大学ラドクリフ高等研究所、ノースウェスタン大学、マサチューセッツ工科大学などにも所属し、研究に従事した

佐柳信男 : 1970年東京生まれ。博士(教育学)。山梨英和大学准教授。番組制作会社勤務や翻訳・通訳者を経て、国際基督教大学大学院博士後期課程修了。現在は国際開発に心理学を応用する研究でアフリカなどの貧困農家への調査に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    まず驚嘆するのは、ヨウムのアレックスの認知能力のずば抜けた高さである。それは、私の(おそらくは、他の全ての人の)想像をもはるかに超えている。50におよぶモノの名前、7つの色、5つの形、8までの数を認識していたのだ。単にそれらを言えるだけではない。まさに認識していた。さらには簡単な(8つまでの)足し算もどうやら可能だったようだ。しかも、わざとウソを答えて著者をからかうようなことまで。本書はそんなアレックスの紹介なのだが、同時に著者アイリーンの研究者としての涙ぐましいまでの奮闘記でもある。アレックスは⇒

  • たま

    津村記久子さんの『水車小屋のネネ』をきっかけに、参考書に挙げられているこの本を読んだ。ヨウムのアレックスを対象に70年代から動物の認知力研究を進めてきたアイリーン・ペパーバーグさんが自分たちの歩みを振り返る。研究書は別に出版されており、この本は学術書と言うよりは自伝でエピソードがふんだんで読みやすい。津村さんがアレックスの生態を巧みにネネに落とし込んでいるのが分かってとても面白かった。2017年幻冬舎単行本、早川から文庫も出ているので両方で登録します。

  • 小太郎

    水車小屋のネネは何と言ってもヨームのネネの存在感が凄かったんので、確かヨームの本買ってあったような気がして、暗い蔵書の中を探してようやく見つけました。読んでみて鳥を飼ったエッセイなのかと思っていたら、アレックスというヨームを使った科学的な実験の顛末でした。鳥に言葉を理解することが出来るのかという、当時ではちょっと無謀な研究を辛抱強く行う話が中々読ませます。そしてアレックスが彼女にとって家族以上の存在であったことがよく分かりました。アレックスの最後の言葉「アイラブユー」には泣かされてしまった。★3.5

  • ぐうぐう

    『水車小屋のネネ』を読んで、すっかりヨウムに魅せられてしまって、参考文献にも挙げられていた本書を読んでみることに。いやはや、ネネのキャラクターが小説をドラマチックにするためにデフォルメされた妄想の産物ではないことを、改めて知ることができた。ヨウムのアレックス、その知性に、ひたすら圧倒されっぱなしだ。50の物体の名前、7つの色、5つの形、そして8までの数字を理解していた(しかも、0の概念すらをも理解していたというのだから凄い)というアレックスの、(つづく)

  • マリリン

    「バカ!」や「アホ」という言葉がイタイ。著者が意図的に持ってきた第一章「素晴らしき哉 我が人生」は最後に読みたかった。どちらも女性科学者に対する時代背景がそうさせたのかもしれない。偶然読み友さんのレビューを読み交わしたコメントが脳裏に浮かんだ。第二章「わたしの原点」からはペパーバーグ博士が「名なしさん」というインコと暮らし始め、アレックスというグレーのヨウムと暮らしヨウムの研究に傾倒した日々が自伝的に書かれていて興味深く読んだ。第八章「新境地」最後に博士がアレックスと交わした言葉は泣けた。読了は単行版。

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