わしおとしこ

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ともだちをたすけたゾウたち 絵本・ほんとうにあった動物のおはなし

わしおとしこ

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784774605302
ISBN 10 : 4774605301
フォーマット
：
本
出版社
：
教育画劇
発行年月
：
2002年05月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
遠山繁年, 中川志郎 ,  
追加情報
:
１９×２７ｃｍ,１冊

内容詳細

多摩動物公園に住む、ゾウのアヌーラが病気になった。横になることもできず、弱っていくアヌーラを両脇から支え、２カ月にわたりずっと助け続けたのは、動物園で暮らす仲間の２頭のゾウだった…。幼児向。

【著者紹介】
わしおとしこ : 東京生まれ。動物や動物園に造詣が深い。（財）日本動物愛護協会評議員

遠山繁年 : １９５３年長野生まれ。パリ国立美術学校でリトグラフを研究。おもな作品に、『永訣の朝』（第４４回産経児童出版文化賞・偕成社）など

中川志郎 : １９３０年茨城生まれ。多摩動物公園園長、上野動物園園長を経て、現在（財）日本動物愛護協会理事長、ミュージアムパーク茨城県自然博物館館長などを務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • みさどん さん

    読了日：2015/05/27

    純粋に感動した。事実を伝えたいという熱意で生まれた本でもあり、作者の後書きが実によかった。知能の高い象は血縁でもないけれど、他の利益のために行動をする。病気の一頭を両脇から挟むようにして立っていったのだと。それは動物園の中で見られた行動で、ある観察記録の中から起こされたものだった。二頭同時に動くというのが、さらによいなー。

  • わむう さん

    読了日：2016/01/12

    弱った仲間を助けなきゃと支える象たち。見返りを求めない象の行動に教えられることがいっぱい。児童に読み聞かせをしたいと思います。

  • いろ さん

    読了日：2015/07/07

    動物園で，病気の象をいたわる仲間象の実話を描いたお話。象って女系社会を形成し，とても愛情たっぷりに助け合って生きていると，ＴＶ動物ドキュメント番組で観た事はあったけど，動物園でも，多頭飼いをすると，これ程深い愛情で助け合う姿を見せる事があるんだと，感心し，感動した。７歳男児も「ゾウのかたまり」にいたく感動した様子。近くには１頭飼いの動物園しかないので，間近で象同士が触れ合う姿を見に行けず残念。絵本の中でだけでも，こういう場面に出会うと，自分も身近な人々に，もう少し思いやりをもちたい，と心が清められる。

  • おはなし会　芽ぶっく　 さん

    読了日：2020/11/05

    小学校４年生の『ブックトークをしてみよう』の単元で、ブックトーク授業に入りました。テーマを10に絞ったことにより、１つはポイントがつかめるようにしました。来週タイミングが合えば、4年生のブックトークを聞きに行きたいと思います。【テーマ　友だち】　11/13 ４年生男子ブックトーク　『ともだち』　https://bookmeter.com/books/375547　→『ともだちをたすけたゾウたち』　

  • 遠い日 さん

    読了日：2015/08/09

    東京都の多摩動物園での実話をもとにしたお話。ゾウに「心」があることがよくわかる。病気のゾウに寄り添い、励まし続けた２匹の仲間のゾウたち。飼育員ができないことを、代わりにゾウたちが２か月もの間、看病し続けたのだという。お互いを思いやる心、支えて待つ心に打たれる。

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わしおとしこ

東京生まれ。保育の仕事をしながら、児童文学の創作を始める

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