おいらん同心捕物控 富士見新時代小説文庫

わかつきひかる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040705446
ISBN 10 : 4040705440
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
246p;15

内容詳細

吉原遊廓の大見世「大坂屋」の花魁・綾音太夫には、遠山景元の密命を受けた隠密同心・綾という裏の顔があった。大店の娘が次々と辻斬りにあう事件を調べる中で、綾は大奥に深く関わる闇に辿り着くが……。

【著者紹介】
わかつきひかる : 京都生まれ。第6回幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なつ さん

    雲英と書いて『きら』、雪花菜と書いて『おから』、何故かこの2つのことばがやけに印象に残っている。そして、発見。というか、発掘、といった感じのものがコレ、『阿弥陀籤』。漢字で書かれていたらもちろん読めるし、あぁあの『あみだくじ』なんだな、と分かるけど、普段、というか、今まで漢字の『阿弥陀籤』を見たことが無かったので今回初めて知ってちょっとビックリ。『あみだくじ』は『あみだくじ』だと思っていたし、意味なんて無い(意味なんて考えたこともなかった)と思っていたから、なんか世界の裏側を見たようなそんな不思議な気分。

  • みっくん さん

    たぶん一定よりも年上の時代劇好きには、遠山の金さんと隠密同心のコラボというイメージになりそう。ストーリーは面白いけれど、文章は時代モノを読み慣れた人間にはかえって読みつらい。なんで( )で現代の注釈を入れるかなぁ。 町娘のはずなのに当時は紀州徳川家の留柄を着ているとか、「三千世界の〜」の都都逸は高杉晋作じゃなかったか、なぜ金さんの時代に歌ってるんだとか、細かなツッコミはしたくなります。

  • キリ さん

    Kindle版にて。久しぶりに時代物を読んだ。わかつき先生らしい細やかな描写が映える、映像美の高い一冊。展開自体は普通の、テレビでやっていた時代劇と変わらないので、吉原とか花魁とかに興味ある人は一読すれば良いと思う。逆に暴れん坊将軍とか遠山の金さんとか好きな人にはアクション要素が控えめなので物足りないかも。

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人物・団体紹介

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わかつきひかる

キャリア26年の小説家。ジュブナイルポルノ、ライトノベル、時代小説などを書くかたわら、専門学校で小説の書き方を教えたり、奈良で小説教室を開いたりしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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