Product Details
ISBN 10 : 4046829729
Content Description
高校2年生の春、加藤ミモリは摂食障害で精神科病棟へ入院した。スマホなどの私物は没収され、家族とも会えない外部と遮断された空間で、自由にベッドから降りることすら禁じられた病棟での日々。ミモリは新しい環境に戸惑い、悲嘆に暮れながらも、やがて同じ病棟で生活を送る人々と交流するようになる。いつも廊下で倒れている人、一言も喋らない人、手が赤くなるまで消毒をする人、いつから入院しているのかわからない謎の人、そして自分と同じ病気を持つ人…。一風変わった入院患者たちの存在は、いつしかミモリの気持ちに変化を促していくのだった。それまでの人生が一変するような絶望のなかで、少女は何を感じ、どのように再び前を向くのか。作者の実体験に基づく、困難と希望を描くセミフィクション。
目次 : 第1話 外と遮断された空間/ 第2話 怖くて変な人たち/ 第3話 痩せすぎた体/ 第4話 精神科病棟の人々/ 第5話 教えられない退院日/ 第6話 母親との面会/ 第7話 代わり映えのない生活で変わるもの/ 第8話 精神科病棟からの登校/ 第9話 逃げ出したい場所/ 第10話 私が安心できる場所/ 第11話 小さな事件/ 第12話 罪悪感と約束/ 第13話 会いたい家族、会いたくない家族/ 第14話 私の居場所/ 第15話 退院の日/ 第16話 再会とあの日々のこと
【著者紹介】
もつお : 関西出身。高校時代に強迫神経症を発症し精神科病院に入院。その過程を描いたコミックエッセイ『わたし宗教』で大学在学中にコミックエッセイプチ大賞を受賞。2021年、受賞作品を約3年間かけて描き直した『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ネギっ子gen
読了日:2025/02/11
たまきら
読了日:2024/10/05
みなみ
読了日:2024/10/15
ちろ
読了日:2024/06/12
ごま麦茶
読了日:2024/04/10
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