冗談新選組 風雲児たち外伝 増補改訂版

みなもと太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784835452852
ISBN 10 : 4835452852
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
追加情報
:
222p;21

内容詳細

「新選組」×「忠臣蔵」
時代劇鉄板ネタ豪華2本立て!

『風雲戦国伝』『挑戦者たち』に続く、復刊ドットコム「風雲児たち外伝」シリーズ第3弾!!
歴史大作『風雲児たち』で注目を集める、みなもと太郎。その著者が2003年に刊行した作品集に、新たに短編2本を加えた増補改訂版が、復刊決定です!

▼収録内容
◇「冗談新選組」
◇「仁義なき忠臣蔵」
◇みなもと太郎と三谷幸喜との対談を完全再録
◇ボーナストラック:「徳川慶喜」「チャカポンくん」短編2本
◇新規語り下ろしの「あとがき」

「新選組」と「忠臣蔵」、日本人なら誰もが知っている時代劇鉄板ネタを漫画化した異色作品集。
「冗談新選組」は、みなもと太郎にとって初の時代劇漫画。
「仁義なき忠臣蔵」は、「歴史読本」で連載され、独自の忠臣蔵考察が話題になった問題作。
劇作家の三谷幸喜が「冗談新選組」の大ファンだったことが縁で、2004年NHK大河ドラマ「新選組!」の連携企画として行われた、みなもと太郎と三谷幸喜との対談も完全再録しています。
また、ボーナストラックとして、「徳川慶喜」「チャカポンくん」短編2本を収録。さらには、あとがきを新規語り下ろしで収録。
カバーは『風雲児たち』の表紙でおなじみの工藤陵のイラストを使用。

ユーザーレビュー

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風雲児たちが好きでこの本を手に取った方に...

投稿日:2021/06/20 (日)

風雲児たちが好きでこの本を手に取った方には表題作以外の方が風雲児たちの作風に近くて楽しめるでしょう   しかし表題作も面白かったです   あの絵なのに最後のやりとりがとても切なく   (最後の2Pはちょっと泣けます)   表紙の現代の絵で描かれたキャラや現在の作風に近い同時収録作品などと見比べて「ここから風雲児たちへと変化していったんだな」と思いを馳せるのも楽しい作品です

hikari さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    『風雲児たち』『ホモホモ7』の漫画家・みなもと太郎がその昔に描いたパロディ『冗談新選組』。旧イースト・プレス版で出したものに『慶喜』『チャカポンくん』を加えた増補版である。旧版は繰り返し読んだので、この増補部分のみ読む。『慶喜』はもちろん徳川慶喜物語。秀才・器用・美男・ボンボンという共感しにくいプリンスである。『チャカポンくん』は「茶・歌・鼓」でチャカポン。つまりニート時代の井伊直弼(後継ぎでないため茶道歌道鼓に邁進)の切ないエピソード漫画。直弼がこんなに愛すべき人とは知らなんだ。もっと人気が出て良い。

  • てん さん

    表題作の冗談新選組よりも、その他の収録作が面白い。でも風雲児たち 幕末編で、これから新選組がどのように描かれるかとても楽しみです。他の作品は、冗談新選組から絵の雰囲気もかなり変わって劇画風、描き込みも多いです。「慶喜」の中の、将軍への新年挨拶の様子には驚愕。長州藩藩主の新年のしきたりも凄いし、各大名家にもほかに秘密の儀式があったりして。正月に読んだのでそんな風に思いました。忠臣蔵も、最近はとんとテレビで見なくなったなあ。

  • 塩崎ツトム さん

    長い間読みたくて読めなかった大河ドラマ「新撰組!」の原点になったギャグ漫画の復刻版。本編そのものは昔の子供向けギャグ(の割には際どいネタがあるけど)なのであまり面白くはないけど、中での解説や、「仁義なき忠臣蔵」も面白い。柄の悪いヤクザスラングって、赤穂の言葉だったんだ……。

  • はなうさぎ さん

    「冗談新選組」「仁義なき忠臣蔵」「徳川慶喜」「チャカポンくん」に、大河ドラマ「新選組!」準備中の三谷幸喜との対談と、もりだくさんの本。高かったけど読んでよかった。とうぶん、新選組も忠臣蔵もこの顔でしかイメージできない気がする。ただ、例によって例のごとく、子どもには見せられないネタもあるので(斉昭と正室のやりとりとか)、そこのページはホチキスで止めて息子に渡しました。しかしこんなおもしろいものを大人になるまで知らずにいて損した、と思うし、大人になってからでも読めてよかったとも思う。

  • もくもく さん

    新規収載の「慶喜」と「チャカポンくん」を目当てに購入いたしました。 歴史的事件や人物に、ちょっとずつツッコミを入れながら観察する眼を、「みなもと史観」と呼びたいです。

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人物・団体紹介

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みなもと太郎

1947年、京都府生まれ。漫画家。マンガ研究家。67年、『別冊りぼん』でデビュー。2004年、「歴史マンガの新境地開拓とマンガ文化への貢献に対して」第8回手塚治虫文化賞特別賞、10年、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、20年、第49回日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞。21年、逝去(

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