うたをうたうとき

まどみちお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784877588304
ISBN 10 : 4877588302
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
84p;24

内容詳細

世界はこんなにも美しい。ホスピタルアートから生まれた本。

【著者紹介】
まどみちお : 詩人。1909年11月16日、山口県に生まれる。本名は石田道雄。1934年に、まど・みちおのペンネームで雑誌に投稿した童謡が北原白秋に選ばれて特選となる。1948年より婦人画報社を経て国民図書刊行会(現チャイルド本社)に勤務。1959年に退社し、詩の創作に専念。1968年に初めて出版した詩集『てんぷらぴりぴり』が野間児童文芸賞を受賞。1992年刊行の『まど・みちお全詩集』で、芸術選奨文部大臣賞、産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞特別賞を受賞。1994年に日本人初の国際アンデルセン賞作家賞、続いて1998年度の朝日賞を受賞。2001年刊行の詩集『うめぼしリモコン』で丸山豊記念現代詩賞、2003年に日本芸術院賞を受賞。2014年2月28日、104歳で永眠

わたなべよしえ : 渡邉良重。アートディレクター、デザイナー。1961年、山口県に生まれる。山口大学卒業。グラフィックデザインを主とするデザイン制作会社・ドラフトを経て、アートディレクターの植原亮輔氏と共に2012年にキギ(KIGI)を設立。グラフィック、テキスタイル、「D‐BROS」をはじめとするプロダクトのデザインを手がける。洋服やファッションのブランド「CACUMA」、琵琶湖の職人達と共に陶器を中心とした「KIKOF」などのブランドを立ち上げ、2015年には東京・白金にギャラリー&ショップ「OUR FAVOURITE SHOP」をオープンする。東京ADCグランプリ、東京ADC会員賞、第19回亀倉雄策賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    何ていえばいいのだろう・・・滋味溢れる1冊。まどさんの詩は、優しい言葉で綴られていながら、その世界の広さ・深さに驚かされる。まどさんの生きてきたものの積み重ねの結晶なのだろう。この中で、「空気」という詩が、一番、心に沁みる。同じ空気を、人間だけでなく、全ての生き物が吸っていて、その空気がお互いの中を循環している。中村桂子さんの生物誌にも通じる世界がある。今のこの時代だからこそ、大切な視点・視座だと思う。ホルピタルアートでもある作品であり、いのちを考える貴重な1冊。

  • 陽子 さん

    山口県の病院の「ホスピタルアート」が一冊の詩画集になった本。イラストとして挿入されているのはモザイクアート。人の心に静かにあたたかく深く入り込み、病院の空間の空気そのものを変えていく。まど・みちおさんの詩をモチーフに作られたと言う。「ぞうさん」の詩を作った、まどさんの詩の数々は人間の存在の根源に語りかけてくるものや、哲学的なもの、純真な子どものような感性がみずみずしいものが混在していた。たくさんの詩は何回も読み返したくなる。「チョウチョウ」「よかったなあ」「空気」「喜んでいるのだろう」「うたをうたうとき」

  • みつばちい さん

    まどさんの詩に素敵なモザイクアートをつけて、実際に山口の病院にホスピタルアートとして飾られているものを絵本にしたもの。詩も絵も素晴らしい!勤務先に買ったけど自分も欲しくなった.

  • うー さん

    山口県の病院プロジェクトであるホスピタルアートがこの1冊に。モザイクアートとまどさんのいつもの詩。この詩画集の文字サイズも大きくゆったり。良いなぁ。きっと実際の病院でもこのアートに癒される人は多いだろう。

  • anne@灯れ松明の火 さん

    新聞の宣伝に何度か出ていて、気になっていたところ、新着棚で。まどさんの詩は、やはりとてもいい。知っている詩も、知らなかった詩も、どれも心惹かれ、口ずさみたくなる。もともと、山口県の病院で「ホスピタルアート」というプロジェクトから生まれたものだそうで、渡邉良重さんへの絵の依頼が先。渡邉さんが、同県出身のまどさんの詩をモチーフにしたいと提案したとのこと。独自の世界観で活躍するデザイナーと紹介されているが、本当に独特だなあと思った。この絵、私はあまり好みではなかった。

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人物・団体紹介

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まどみちお

1909年、山口県に生まれる。1934年に雑誌に投稿した詩が北原白秋により特選に選ばれる。1951年に書いた「ぞうさん」は日本人に最も愛される童謡のひとつ。1968年にはじめての詩集『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)を刊行。野間児童文芸賞を受賞する。『まど・みちお全詩集』(理論社)で芸術選奨文部大臣

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