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加速化依存症

ましこひでのり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883033591
ISBN 10 : 4883033597
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan

Content Description

ヒトはなぜ走りつづけるのか。ネット社会をはじめとした技術革新、移動や情報伝達の超高速化は、時間的ユトリや幸福をもたらさず、皮肉にも、不安とあせり、そして格差を助長する。ヒトをおいたてる現代社会の切迫感はどこからくるのか。「時間泥棒」の正体に肉迫する。

目次 : 1章 加速化のとまらない現代/ 2章 おおきく、おもたく、永続しようとする存在から、ちいさく、かるく、流動消失しようとする存在へ/ 3章 「待子サン」たちの時間:加速化のなかのジェンダー変容/ 4章 「おれさま」意識(ジャイアニズム)と、「せかす」圧力/ 5章 スピード感への耽溺現象の人類学/ 6章 「ユックリズム」の含意とゆくえ/ 7章 つかいきれない速度:大量生産・高速輸送がもたらす飽和と大量廃棄/ 8章 人材のマクドナルド化:新兵補充と「リストラ」/ 9章 「自然」とマクドナルド化など加速化社会

【著者紹介】
ましこひでのり : 1960年茨城県うまれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(博士:教育学)。日本学術振興会特別研究員などをへて、現在、中京大学国際教養学部教授(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Mealla0v0

    後期近代において、日常生活は加速化されている。衛生面が改善され長寿化すると、人生の選択肢は増えた。だが、「やれそうなこと」があまりに多くあると、目移りし、すべてをやるには「時間」がない。そこに焦りが生じる。……といったことを社会構造と心理面において追及しているが、正味、印象論の感は拭えない。加速化されすぎて家にいても本の通販とネット情報だけで済ませられる現代社会を皮肉ってやっているのかもしれないが、ウィキを参考文献に挙げる社会学者って何なんだ、という印象もある。

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