Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• まさきち

  読了日：2024/05/14

  「海が見える家」の文哉の山の生活への導入編。故に大きなことは起こらず、群馬の山奥の農地付き空家を手に入れる経緯や、そこで生活を始めるにあたっての問題点などが淡々と語られた印象。しかしその中で活路を見出した梅栽培や、南房総に残してきた凪子の文哉と共に暮らすための決意の強さなど、次の展開に大きな期待を抱かせてくれる要素を見い出せ、早く次作を手にしたいと思いながらの読了です。それにしても凪子の手紙はかわいかったー

• シナモン

  読了日：2024/08/02

  田舎あるあるな人間関係、農薬のこと。思い描いていた田舎暮らしには程遠い現実。だけど自分で選んだ道。若き主人公のこれからを応援したい。 💘田舎だから、みんないい人なんてありゃしない。あたりまえだけど、それこそ、どこに住もうが人は、人それぞれさ。

• おしゃべりメガネ

  読了日：2025/09/06

  『海が見える家』シリーズの全４作から、主人公「文哉」が居を移しての新シリーズです。正確にはまだ住みかを移すか移さないか、悩む姿が綴られている本編です。田舎暮らしを求め続ける彼が旅の途中で出会ったのは山間にある、とある空き家。そこは建物としてかなり傷んではあるものの、念願だった畑も付いており、新たな暮らしの始まりの予感に胸踊らせます。現地に住み続ける人々との交流もたどたどしくもありながら、少しずつ距離感を縮めていきます。自ら望み、選んだ自給自足の生活が果たしてどんな展開になるのか、これから楽しみですね。

• ナミのママ@低飛行中⤵️🏥

  読了日：2024/04/02

  『海が見える家』シリーズの5作目は新章で山の暮らしにうつる。巻頭に今までの経緯が書かれているが、最初はそんな感じで都会の暮らしを連れてきたなと懐かしい気がした。山の家を購入するか慎重に考える姿勢に成長を感じ、最後は自分の感覚を信じるところが好き。なかなか大変なスタートだがそれ以上に自然の美しさ、強さが描かれていて引き込まれる。新しく始まる人間関係、これからの金銭面も含めた生活、凪子との男女の行方。文哉と自然の共存が楽しみな新シリーズ。

• ゆみねこ

  読了日：2024/04/21

  房総の海の近くの暮らしから群馬県西部の山間地域へ。縁もゆかりもない限界集落で古い家屋を自力で直し、長年休耕地だった畑に手を入れながらひとりで暮らし始める。気候も住む人々も異なる村でクセの強い住人との付き合いには不安が…。凪子が共に暮らすようになると、また新しい希望がうまれるかな？続編を待ちたい。

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