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いつも心に好奇心! 名探偵夢水清志郎vsパソコン通信探偵団

Kaoru Hayamine

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062104104
ISBN 10 : 4062104105
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

青い鳥文庫創刊20周年記念として企画された特別バージョン。「クイーン」「ジョーカー」「飛行船」「人工知能」の4つのキーワードを使った、はやみねかおると松原秀行のミステリーの競作。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ユメ

    夢水清志郎シリーズとパスワードシリーズを愛読していた小学生の私にとって、この本は謎と浪漫の詰まった真紅の宝石箱のようだった。「クイーン」「ジョーカー」「飛行船」「人工知能」という四つのキーワードを使った、はやみねかおるさんと松原秀行さんのこのうえなく豪華な競作。片や怪盗クイーンが初登場する本格ミステリ、片や渾身の回文の数々に思わず唸るミステリ。両作品に共通しているのは、作者が愛するミステリの面白さを子どもたちに伝えようとしてくれていることかな。倉木博士のRDを思う親心には思わず涙腺が緩む。

  • へくとぱすかる

    合作かと思ったが、少し違っていた。読んでみると、夢水清志郎が先に着想され、あとからパスワード探偵団が、夢水世界を取り入れる形で話を作ったと推測。シリーズ番外ではあるが、これが怪盗クイーンの初出のようだ。大仕掛けのトリックは、もちろん「あの作品」の発展形だろうなぁ。パスワードものは、回文のおもしろさに徹した感がある。かなり回文のレベルが高いので脱帽。

  • みなみ

    夢水清志郎シリーズとパソコン通信探偵団の競作。怪盗クイーンや助手のジョーカーが初登場して、何だか懐かしい気持ちに。子供向けの王道ミステリーだけれど、きちんと伏線があり、好きな本だったのでトリックを覚えていても楽しめた。「戦争は、なにより子供たちの未来を奪います。大人は、子供たちに未来を与えるのが仕事です。未来を奪う戦争は、絶対にしてはいけない」という教授の言葉は作者の考えなんだろうな。

  • じょうき

    図書館本。怪盗クイーンを読むに当たり、初出を抑えておかねば、ということで。クイーンはルパンなのだなと思う。論理とかリアリティとかいった窮屈な世界ではなく、ひたすら自由に楽しい、美学を生きる怪盗の物語。まだお目見えでるあるのと、競演した夢水探偵もアクが強いので、単体作でどのような活躍を見せてくれるのか、楽しみ。二作家の共作だったが、パソコン探偵は初読み。やはりシリーズを知らないと、いまひとつ乗り切れないが、回文で言葉遊びの楽しさが盛り込まれた作品。探偵団の面々もキャラが立っていてよかった。

  • じょうき

    図書館本、再読。怪盗クイーン初登場。クイーンシリーズを進めながらの再読のため、クイーンが合理的で、なんだか微妙に違和感が。特徴的な銀髪が、初期は金髪だったのだなあと思ったり。主要キャラクターであるRDの初登場。謎は記憶のとおりで、一回目はなかなかの館トリックと思っていたが、クイーンに親しんだ今、なんと緻密な計画!と思ってしまうのは可笑しい。戦争に対する夢水の、戦争があるから軍備を進めるのでなく戦争を止めるための方法を考えなくてはならない、という発言は、本当にそのとおりと思う。

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