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おれのミューズ!

にしがきようこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092905757
ISBN 10 : 4092905750
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ミューズ。―ありったけの技術と想像力をこめてかきたくなる、画家にとってたった一人の女性。気になったものはなんでも絵にしてみる。それがおれの習性だ。心の中でぶつぶつとつぶやきながら絵をかく。本当は、なにがかきたいんだろう…。おれにとってのミューズは、誰だろう?

【著者紹介】
にしがきようこ著 : 名古屋市生まれ。玉川大学農学部農芸化学科卒。2000年『原人の足跡』で毎日児童小説コンクール優秀賞受賞。『ピアチェーレ 風の歌声』(小峰書店)で第8回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞、第21回椋鳩十児童文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のこ

    可愛らしい表紙・題名と中身の差にびっくり。中学生が必死に悩み、葛藤しています。■話の中心になっている絵が割ところころ変わるので「あの絵の話はどうなったの?」と疑問に思うこともしばしば。おれのミューズ=ミーミまで辿り着く、あと一押しがほしかったです。■等伯の場面は圧巻。まるで自分が見ているような心理描写。本物が見たくなりました。

  • 鳩羽

    文章にするよりも絵で表現することか好きで、また得意でもある樹のもとに、長く入院生活を送っていた幼馴染みの美海が出入りするようになる。はじめはペースを乱されることに苛立っていた樹だったが、美海の絵の見方や鋭い批評に、自分自身の絵への向かい方も少しずつ変わっていく。樹が絵に没頭するさま、鑑賞する様子は微笑ましいし、感心もする。好きなことをだた好きなだけから、一歩踏み出せるかどうか、そのきっかけのような話だった。

  • かなかな

    物語の入りがとてもよくて惹きこまれた。言葉にするよりも絵にするほうが簡単、という主人公視点なのでそれ以降はどこか言葉足らず、直情的で散漫。でも絵の描写が情景描写にもなっていて匂いや音まで伝わってきて、なかなか好きな一冊になりそう。

  • カロリーナ

    ☆3 気になったものは片っ端から絵にしてみる。絵を描くことでコミュニケーションをとる中学2年の樹の家に、しばらく会っていなかった幼馴染みの美海が出入りするようになり、彼女が彼の絵を酷評することから再び交流が始まる。全く違う二人だけど、お互いを見つめることで自分の生き方を考え始める、青春小説。絵をテーマにしているだけあって表紙が綺麗です。「自分とは」と考える時、他者の存在は必要不可欠なのかも知れません。中学生へ向けて書かれたものらしいですが、小学生にもおすすめです。

  • 読書国の仮住まい

    中学二年生の滝沢樹は気に入ったものは何でも絵に描かないと気が済まない習性の持ち主。 ある日一人の女の子が滝沢家を訪ねて来る。 それは母親同士が親しいことで会うことも多かったが、小学三年生ごろから縁遠くなった森美海であった。 お互いにヒッキー、ミーミと呼び合う仲。 樹が描く絵を批評、というより酷評することからまた付き合いが始まる。 ミーミは会わなくなった間にとある病気で入院しており、そして同じ病気の親しい人を亡くしていた。 ミューズ、ありったけの技術と想像力をこめて描きたくなる画家にとってたった一人の女性。

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