ゲームドット絵の匠 ピクセルアートのプロフェッショナルたち

とみさわ昭仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834253214
ISBN 10 : 483425321X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
188p;21

内容詳細

『ファイナルファンタジー』シリーズ、『ギャラクシアン』『マッピー』…1980年代に世界中の人を虜にした「テレビゲーム」の数々。その顔である、キャラクターのドット絵――ピクセルアートの巨匠、7組の技術とこだわりを、ロングインタビューと当時の資料等を含めて徹底的に掘り下げた1冊。初解禁の当時の開発話なども!


【本書で登場する「匠」】

(1)小野“Mr.ドットマン"浩 編
『ギャラクシアン』『ギャラガ』『マッピー』など、アーケードゲームの雄・ナムコで、数多くの名作のドット絵を手掛けた匠。今もなお、ドット絵の魅力を探りつつ、精力的に活動を続けている。

(2)『FF』のドット絵師 渋谷員子 編
和製RPGの金字塔『ファイナルファンタジー』シリーズのドットデザインを手掛ける匠。その活躍は『FF』シリーズだけにとどまらず、2D時代のスクウェア発売ゲームのグラフィックイメージを築きあげた功労者。

(3)ファミコンで最も精緻なドット絵 ☆よしみる 編
ファミコンソフトの中で最大のカセット容量を誇り、ファミコンの描画性能から逸脱した精緻なグラフィックで話題を呼んだ『メタルスレイダーグローリー』の企画、シナリオ、そしてドット絵デザインを行った匠。

(4)ドット絵の新作を作り続ける ユウラボ 編
スマホ時代の今、あえて8bitライクなグラフィックでのゲームアプリや、初期のファミコンを思わせるRPG『フェアルーン』を生み出した匠。現在もNintendo Switchなどにドット絵による新作ソフトのリリースを行っている。

(5)こだわりすぎる会社 インディーズゼロ 編
BSフジの人気番組「ゲームセンターCX」を題材にした『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』を制作。そのこだわり過ぎた出来栄えが喝采を浴びた匠。『シアトリズム』シリーズや『超回転 寿司ストライカー』など、今もそのこだわり具合は健在。

(6)『クインティ』そして『ジェリーボーイ』 杉森建 編
『ポケットモンスター』シリーズの開発元として知られる「株式会社ゲームフリーク」のデザインを取り仕切る匠。同社のゲーム初参入作品『クインティ』での滑らかなキャラクターの動きと愛くるしくもユニークなデザインセンスは、今に続いている。

(7)ドットに込めたキャラクターのチカラ 少年ジャンプゲーム 編
数多く発売されたいわゆる「キャラゲー」において、大きさや色数が限られているドット絵の中にそのキャラのチカラを叩き込んできた2人の匠。多数のキャラが登場する『ファミコンジャンプ』でも、その技が存分に発揮されている。

【著者紹介】
とみさわ昭仁 : 1961年、東京都生まれ。神保町で特殊古書店「マニタ書房」を営みながら、書評、映画評、ゲームシナリオ、漫画原作など多方面に活動しているライター。2009年までは株式会社ゲームフリークに所属し、『ポケットモンスター』シリーズの開発にも携わっていたことがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ソノダケン さん

    ☆よしみるが『メタルスレイダーグローリー』をつくるとき、外部の人間なのに4年間もHAL研究所で自由に仕事できたのは、当時開発部長だった岩田聡による陰のサポートがあったかららしい、という話を引き出している。

  • トーテムポールさん さん

    著名なドッターの人々へのインタビューをまとめた本。FFとかギャラガとかは、まぁなるほどなって感じなのだけど、メタルスレイダーグローリーとか、果ては有野の挑戦状とかまで取り上げているのは好印象。ドット絵がテーマだけど、安易に「昔は良かった」みたいなのにはせずに、ちゃんとクリエイター一人一人の話にしようとしてる感じはした。

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とみさわ昭仁

ライター/ゲームシナリオライター/プロコレクター。1961年生まれ。ミニコミ誌「よい子の歌謡曲」にライターとしてデビュー、「スコラ」などでゲーム関連の記事を担当し、創刊間もない「ファミコン通信」の「ファミコン出前一丁」、「週刊少年ジャンプ」の「ファミコン神拳」などで執筆を続ける。その過程で面識を得た

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