恐怖箱 厭福 竹書房怪談文庫

つくね乱蔵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801929388
ISBN 10 : 4801929389
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;15

内容詳細

祖父の家の三番蔵。けして入ってはならぬ理由とは…「ゆらゆらと」、供えて欲しいものの匂いを醸す仏壇。ある日出てきた禍々しい匂いの正体は…「リクエスト」、コックリさんを手元で祀ることを考えた少女、果たしてその御加護は…「パワースポット」、呪われた家の解体作業で死んだ父。父の写真が一枚も残っていない理由とは…「家」、どんな店も半年もたない曰くつきの物件。関係者が皮膚病になるのだが、壁を剥がしてみると…「肌ざわりの良い壁」、木から落ちたのをきっかけに予言を口にするようになった娘。ある日改まって告げたのは…「予言、全て的中」他、内臓がねじ切られるような35話!

目次 : ゆらゆらと/ 痛い絵/ マネキン少女/ 二十六番/ とても優秀な人/ 助手/ 理想的な上司/ リクエスト/ 丁寧な恩返し/ あいー、あいよー〔ほか〕

【著者紹介】
つくね乱蔵 : 福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞。実話怪談大会「超‐1/2007年度大会」で才能を見いだされデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA さん

    実話怪談集。「厭」系怪談第一人者の著者が書いた作品らしく、どれも救いのない作品ばかり。冒頭の「痛い絵」から読者を落とし込む気満載で、こちらの気分も重くなる。その後は「パワースポット」「寝る風呂」など普通の話が続き気を緩めたのだが、最後に一気に来たなあ。ラスト一行がとても嫌な「野口さんの戦い」とか題名通りな「粉骨砕身」とか。読みながら思うに「厭」系怪談の特徴は理不尽という事にあるのではないかと。本書も結婚や引っ越し等何気ない出来事をきっかけに、人生の穴に引き込まれる事に。理不尽は誰にでもあるし…ああ、嫌だ。

  • いぼいのしし さん

    救われない話が多かった。親切な行いをして嫌な目にあうなんて最悪だ。憑いてる人が見えるのも嫌だなぁ。

  • 雨 さん

    厭な話と言うか怪談ばかり。最初はそこまでなかったけど後半に行くにつれ厭な話だらけ。 つくね乱蔵先生からの福袋しかと受け取りました😂

  • ロア さん

    夜寝るとき怖いので、なるべく記憶に残らないように読みました(*´ω`*)

  • 柊よつか さん

    「厭系怪談」の呼び名が定着する前は「後味の悪い怪談」だったとある。そう、人に説明するなら「後味の悪い話」。でもそれだけじゃなくて、もっとこう···と言い添えたくなるような。同じ黒でも墨汁ではなくコールタールのような。そんな濃度や粘度を伴うのが厭怪談だと思う。どれも印象的だが特にという話を挙げると、元凶がわかっても逃げ出すしかない「痛い絵」、誰かが戦った痕跡たる「家」「野口さんの戦い」、知恵比べのようで面白い「寝る風呂」。一番は「粉骨砕身」。煮えたぎる憎悪を見送ること以外できない。厭怪談は、人間の色が濃い。

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つくね乱蔵

福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞。公募怪談コンテスト「超‐1/2007年度大会」で才能を見出されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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