ちいさな美術館の学芸員

Individuals/organizations Page

Books

忙しい人のための美術館の歩き方 ちくま新書

ちいさな美術館の学芸員

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480076977
ISBN 10 : 4480076972
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

美術館に行く意味って何ですか? タイパ志向のご時世こそ人生に至福の余白を。とある学芸員が、センスを充電できるコツ、美術館での過ごし方の秘訣を教えます。

【著者紹介】
ちいさな美術館の学芸員 : 東京都生まれ。都内のとある美術館で働く学芸員。複数の大学でも教鞭を執る。2022年からnoteにて美術館や学芸員に関する仕事コラムをスタート。すでに投稿した記事は300本以上。現在もコツコツと更新継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • shikashika555

    書店でタイトルに惹かれて。 何か効率的な美術鑑賞の方法があるなら読んでみたいと思った。 結果としてそんなファストなんとかみたいな鑑賞方法は無いのだが。 「(美術鑑賞は)VRで満足できるようなものではなく、旅行などと同じくひとつの体験」であるとの見解に深く同意する。 私にとって美術館は刺激であり娯楽であり息抜きでもあり癒しでもある。 やはり足を運んでこそであるし、そこに生じる無駄な時間も味わいたい。 現実には企画展では鼻息荒く回るのが主で無駄な時間を味わえるのは常設展や平日のコレクション展ではあるが。

  • Shun

    美術館に興味はあるが働き世代の多くは忙しさを理由に中々足が向かない現状を指摘。来館者のデータから見えてくることは、美術館に足を運ぶことが多いのは社会人以前の世代か定年以降の世代で、中間の働いている世代は低くなる傾向があるそうです。その理由は働いていると時間が取れないこともそうですが、タイパやコスパを追い求めるあまり本当は時間があるけど忙しいと錯覚してしまっていることも大きな理由でしょう。コロナ禍で不要不急の対象に美術鑑賞も挙げられてしまい、果たしてそうなのか、そしてタイパの低い美術鑑賞の意義を考えます。

  • 白ねこ師匠

    [★★★]ちょうど近々美術館に行く予定、というタイミングに新聞で本書の宣伝を見かけて購入。ある匿名の学芸員さんによる美術館のススメの本。この方はnoteでの発信を長く続けてるそうで、さらりと読みやすい文章だった。内容も知らなかったことが多く、持ち物やメモ取りなど今回からさっそく参考にさせてもらった。最終章で「フォースプレイス」の話があったが、自分が時々美術館に足を運ぶ理由はこれが近かったように思う。だからといってどんな展示でもいいかと言うとそうではありませんが…

  • moonlight

    タイパがもてはやされる現代において、不要不急の美術館に行く意味は何か?本当に行動全てに意味がなきゃダメなのか?忙しい毎日に余白を作ることをしてもいいじゃないか、何かを学ぼうと躍起になるのではなく自分なりに感じることで心には刺激になる。そしてそれを記録することでまた鮮やかに振り返ることができるしアウトプットすることで新たな楽しみも見つかる、と。個人的にはその場でなんか良い物見たなぁ☺️と感じればそれで満足だが、一歩踏み込んでメモをとってみるのもいいかも。

  • ひと

    自分は割と美術館へは行っている方ですが、もっと深く楽しめるようになりたいと思い手に取りました。AIに相談して独自のメモ取りをしてみたら鑑賞体験が深まった気がしていました。紹介されていた鑑賞メモの取り方とそれを基にした記事の書き方が参考になったので、試してみたいです。美術館へ行っているのは学割がある20代前半と高齢者ばかりという現実。忙しい人ほど美術館に行ってほしいというのが学芸員であり、大学で教鞭をとる著者の願いのようです。忙しい人ほど日常生活から離れて自分に向き合う時間が必要だと思うので賛成です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items