ジプシーにようこそ!

たかのてるこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344019768
ISBN 10 : 4344019768
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
19cm,351p 図版8枚

内容詳細

「ガンジス河でバタフライ」の著者の今回の旅先は“ジプシー”。東欧のラテン国ルーマニアで、どこまでも優しく、過激なまでにチャーミングなジプシーの生き方に迫る紀行エッセイ。未知なるジプシーの世界へ誘う。

【著者紹介】
たかのてるこ : 映画会社の東映に勤める傍ら、プライベートで旅した映像をテレビ局に持ち込んで作った旅番組、「銀座OL世界をゆく!」シリーズ(フジテレビ)が放送される等、ユニークな活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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旅の始まりは今まで史上、最悪と言うべき出...

投稿日:2018/12/11 (火)

旅の始まりは今まで史上、最悪と言うべき出来事の連続やけど、 それでも心が折れずに相手の懐に飛び込んで行く姿は流石のたかのてるこ。 そしてこの旅をきっかけについにOLを卒業し本格的に旅人となった。

太陽の塔 さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    "たかのてるこ"の海外体当たり体験記。今回はジプシー(ロマ)※を求めてルーマニアへ。現在、ヨーロッパの各地(南北アメリカにも)におよそ1200万人のロマと称される人々がいる。彼らは元来、流浪の民とされてきたが、現在では定住地としてはどうやらルーマニアが最大であるようだ。たかのは、かなり無謀とも思える取材に乗り出すのだが、時にはロマの人たちの持つ価値観の違いに愕然とし、また圧倒的なまでの彼らの懐の深さに支えられ2週間の旅を終える。読んでいて感心するのは、1日の長さ。彼女はそれだけ濃密な体験をしたのだろう。

  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️たかのてるこさん毎回非常に楽しみにしています。今回のテーマはジプシーで行き先はルーマニアなので全く未知の世界でした。開拓時代のような生活をしていても人生を愉しむ術を知っている彼等の底抜けな明るいパワーに当てられて、てるこさんは遂に18年勤めた会社を退社したそうです。本音を言うとよくぞ続いたものだとも思えます。1ファンとしては作品がもっと増えれば願ったり叶ったりです。今後の予想《期待値》を勝手に書くと、アボリジニ、インディアン、エスキモー辺りにも潜り込んでレポートして頂けないかなと希望します。

  • Mishima さん

    民族性とは、実に生活によって培われていくのだ。「いま」に焦点をあてて生きる、ありのままに振る舞う、欲望を誤魔化さない、そのありかたは悉くまぶしい。楽しむことに長けていて、他者との垣根が低い。流浪の民として生きてきたのだから、所有の観念が低い。強さがなければ、自由を謳歌することは叶わないはず。明日は明日の風が吹く、を実践している彼らは、相当に強かに映る。庭に放し飼いの鶏をさばき、いるもの全てで食し、残ったものは、庭の生き物に振る舞う。パーフェクト・エコ・ライフ。あとは眠りつくまで踊り明かすのだ。満ちている。

  • たまきら さん

    笑いながら読みました。彼女の「差別って、自分はこいつらよりはましっていう優越感から生まれるんだなあ」というような描写にうんうん、とうなずいてしまった。辛い人ほどそうなりがちなんだろうなあ。 個人的にこういう時いつも心に浮かぶのは、「トーイ」の一言。「いい眺めなんて別に高い所に登らなくたってみれんだぜ」。アナキスト、ユートピアンと呼ばれようと、やっぱ自由でいたいなあ、という遺伝子がある人は楽しめる一冊です。

  • ruki5894 さん

    前半がかなりのハードな内容だったので、読むのに苦労した。よくぞご無事でと思えるような旅の始まり。ジプシーについては良く知らず、本にも出てきた映画で観たくらい。『ヒッピーはなりたくてなるけど、ジプシーはうまれながらにしてジプシー』ってのが、悲しい。それとは裏腹なラテン系のノリが激しい。それにしてもたかのさん、ホントによくご無事で。

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たかのてるこ

「世界中の人と仲良くなれる!」と信じ、70ヵ国を駆ける旅人。大学の教え子の悩みから生まれた写真絵本『生きるって、なに?』の上映つきで「自分への愛をケチらず、自分をほめちぎって、愛いっぱいに生きよう!」と呼びかける講演は、各地で大人気。世界の魅力を伝える“地球の広報”として、全国で活動中(本データはこ

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