その落とし物は誰かの形見かもしれない

せきしろ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087880571
ISBN 10 : 4087880575
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
160p;19

内容詳細

「妄想脳トレの最終形態」(山里亮太)

落とし物の数だけ物語がある――。軍手・アロンアルフア・靴底・PASMO・象のジョウロ・七夕の短冊・携帯電話のストラップ・ドアプレート・サングラス・伝言メモ・レモン・水菜・トング・ESPカード・VHSのビデオテープ・ハケ・ぬいぐるみ・子ども用バット・松竹錠など、路上で本当に見つけた様々な落とし物をめぐる50の妄想エッセイ集。

【目次】(一部抜粋)
落ちている軍手を数えて歩く
文枝師匠でなければ誰が落としたというのか
記憶のソフトクリームはいつまでも溶けない
ニュートンは万有引力を発見しキティちゃんは身長計測する
ラッキィ池田と象のジョウロのミステリー
カンロ飴が何よりも綺麗だった頃
携帯電話のストラップからは彼女しか思い出さない
鈴木雅之はサングラスを投げ捨てラストスパートするのか?
梶井基次郎はこの本の上にレモンを置いてくれるか?
スタンド看板から情報を得る21世紀
雪の上のVHSビデオテープ
世界滅亡を引き起こす食べかけのアイス
ブラウン管テレビの上は何かを置く場所だった
雪国の落とし物は春に見つかる
落とし物は何かの鍵である

【著者略歴】
せきしろ/1970年、北海道生まれ。作家・俳人。『去年ルノアールで』『海辺の週刊大衆』『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『たとえる技術』など著書多数。

【著者紹介】
せきしろ : 1970年、北海道生まれ。作家・俳人。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    落とし物からの妄想ものがたり。何とも言えない味わいがある。せきしろさん独特の世界観がある。クスッとしたり、ほんわかしたり・・・その落とし物と自分自身との距離感で、感じ方が違ってくる。車を使うようになって、落とし物を目にしなくなった・・・ように思う。いいことなのかなあ〜。

  • ポチ さん

    道に落ちている色々なモノ。何故?どうして?ここにある?からの妄想が凄い。よく思いつくなぁ。

  • さっちゃん さん

    道端で見つけた落とし物から、想像と妄想が広がる落とし物エッセイ。落ちているのは軍手やバナナ、買い物メモまで様々だけど、そこからこれほど想像(妄想)が広がるなんてすごいと思う。優しさやユーモアにあふれていて、ほんわかした気分になる一冊。

  • りんご さん

    「どんなモノにでも使えるモノボケフレーズ」が大収穫です。これはメモります。せきしろさんいいね。また「たとえる技術」が読みたくなってきたし、他の本も読みたい。そしてその面白ワードをまるで私が今考えたような顔で誰かに投げたい。んで笑わせたい。

  • あっちゃん さん

    落し物から妄想する数々のシチュエーション(笑)バラエティに富んでいて、普通はとてもそこまで思い付かない!発想力、羨ましいなぁ( ̄▽ ̄)

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せきしろ

作家、俳人。1970年、北海道生まれ。A型。北海道北見北斗高校卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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