家族全員でいじめと戦うということ。

さやけん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046832313
ISBN 10 : 4046832312
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
追加情報
:
192p;21

内容詳細

娘は4年間、いじめられるために笑顔で学校に通っていました――。
ひとりでいじめに耐え、隠し続けた娘。いじめの存在を否定する娘からは話を聞けず、なかったことにしようとする担任は当てにならない。
いじめの本当の加害者は、被害者は誰?
家族が希望を取り戻すまでの物語。


【著者紹介】
さやけん : 2歳差育児に奮闘する主婦でゲーマーでイラストレーターでデザイナー。優しきお調子者の長男ことげと頑固なしっかり者の長女まるみの育児日記や同じくゲーマーで自称愛妻家の夫けむりんとの夫婦エピソードを漫画化しブログで公開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    娘が小学校で無視されていた時がある、と詳しいことを教えてくれたのは中学生になってからでした。先生との確執も。親は「もっと早く言ってくれよ」という気持ちでしたから、今回は言ってくれた時点で対応ができた。満点の解決ではなかったと思うが、先生とチームワークを組むことはできたと思う。同時にカウンセラーさんの「すぐ解決したいなら転校が一番です」という本音にのけぞったっけ。は〜しんどいお話でした。

  • へくとぱすかる さん

    いじめで何よりも苦しいのは子ども自身。問題の解決のためには、大人がどれだけ問題に真剣に向き合えるかが最大のポイントだろう。学校や教師自身も問題の複雑さをどこまで理解できるか。本作では最終的に学校側の理解に持ち込んでいるが、そこに至るまでの対応は杜撰だし、表面的には対応できているかのように思い込んでいることが、本当の解決を遅らせている。両親が解決のために最大の配慮をしていく姿が描かれ、ここまで動けるのは理想かなのもしれないが、ぜひ本作を知った上で、しかしマニュアル的でない、いじめ問題の理解が広まってほしい。

  • NORI さん

    地元図書館の電子書籍。まさかのコミック。小1くらいから、好きだ嫌いだ、嫉妬するのしないと・・女の子は、こんな複雑な世界に生きているの!?「娘がいじめられているのをクラスメイトが気付いていないはずがない、全員が加害者で、同時に被害者だ」とか言われても、女子の間でこういうゴチャゴチャがあったこと、そもそも察知できずにボンヤリしている男子だったかも。 自分男で、子供も男子2名。人間関係ではもっとシンプルな世界でしか生きていないので、もしも娘がいて、こんな世界に放り込まれていたら、救ってあげられるだろうか・・。

  • しゅんぺい(笑) さん

    裏切られる展開があったりでびっくりしたけど、それ以上に子どもにこの状況抱えるの無理やんな、と思ってつらくなってしまった。子どものほうが、背負ってるものは少ないかもしれへんけどその場が世界のすべてになってしまうから絶対つらいよな、とあらためて思った。

  • Sawawawawa さん

    学級崩壊とクラス担任休職とイジメ多発するクラスの保護者として、イジメについて文科省の資料やら、教員向け書籍やらと一緒に目について読みました。 私たちは親だから、個人の感情よりも優先するものがある。これを心して、傷ついている我が子のケアにあたろうと思います。

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さやけん

2歳差育児に奮闘する主婦でゲーマーでイラストレーターでデザイナー。優しきお調子者の長男ことげと頑固なしっかり者の長女まるみの育児日記や同じくゲーマーで自称愛妻家の夫けむりんとの夫婦エピソードを漫画化しブログで公開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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