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パニックになって騒ぐ、暴れる、物を壊す、他人や自分を傷つけるはどうすればいい? 自閉症の強度行動障害、5つの理由と7つの対応

さとうひろえ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774520414
ISBN 10 : 4774520411
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

強度行動障害という言葉をご存知でしょうか。
重度知的障害や自閉スペクトラム症の方に多い「特性」のことです。
強いこだわり・自傷・他害・物損・異食・多動などが特徴です。
強度行動障害の一つにパニックがあります。
大声を上げ、自分の手で自分の頭を強く叩き、壁に頭を打ちつける‥‥。
そうしたパニックが起きると、落ち着くまでに数時間かかることもあります。
強度行動障害を持つ方は4万人といわれ、特別な支援が必要とされます。

著者は、障害を持つわが子のためにグループホームを立ち上げたシングルマザーです。
自身が経営する4棟のグループホームでは、強度行動障害を持つ方を受け入れ、支援をしています。
著者は言います。「強度行動障害を持つ人が見ている世界を知ろう。私たちとの認知の違いを理解できれば、彼ら彼女らの不安や不快を減らすことができる」と。
本書では、強度行動障害を持つ方が困った行動をとる「5つの理由」と「7つの対応」をまとめています。

 さらに、「18歳の壁」「老障介護」「親亡きあと」といった問題にもページを割いています。
強度行動障害を持つわが子を「誰が支援してくれるのか‥‥」「住まいはどうしたらいいのか‥‥」「お金をどう残したらいいのか‥‥」。
将来の不安を解消するヒントを紹介しています。

強度行動障害という「特性」を持っていたとしても、不安や不快を取り除き、安心して暮らせる時間を増やすことで、お子さんは穏やかな時間を過ごしながら、少しずつ自分のペースで成長していけます。本書のその一助になれば幸いです。

【目次】
PART1.強度行動障害の困った行動が起こる、5つの理由
PART2.強度行動障害の困った行動を解消する、7つの対応
PART3.障害のあるわが子とずっと一緒に暮らせるわけじゃない
PART4.障害のあるわが子の「将来の暮らし」を考えよう
PART5.「親亡きあと」のお金の問題を考えよう


【著者紹介】
さとうひろえ : 看護師・自閉症スペクトラム支援士。神奈川県生まれ。東京女子医科大学看護短期大学を卒業後、同病院で看護師、訪問看護師、看護教員として勤務。豪州グリフィス大学保健学部を卒業し、同大学院修了。看護修士資格を取得。2014年、千葉県に障害者グループホーム「ヒロイチホーム」を開設。共同生活援助、短期入所、日中一時支援を運営し、障害者・障害児の支援に携わる。資格は看護師、自閉症スペクトラム支援士、健康管理士一般指導員など。2024年、一般社団法人日本文化振興会「社会文化功賞」受賞。自閉症・強度行動障害を持つ息子の母親でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/ad27538c-ebca-4632-9ac2-7d0532d9ea71

  • しじま

    このようなタイトルなので、自閉症の子たちの「問題」とされる行動にどう対処すればいいのかをレクチャーする本なのかというと、実際半分くらいは実際そうなんだけど、あとの半分は強度行動障害を持つ子たちの将来の住居問題にどのように備えたら良いのかという事が書かれていて、こっちの方がより詳しい。対象の子たちの症状や障害レベルはかなりの重度なので、社会不適合気味だけど何とか健常者に混じってサポート無しで生きていけてる人向けの情報はそんなにないかなー。(グループホームの事くらい)

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