Books

セシルの女王 4 ビッグコミックオリジナル

こざき亜衣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098617197
ISBN 10 : 4098617196
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

王妃アン・ブーリン、その運命の日―― 激動の1536年――前王妃キャサリンの訃報が届いた半月後。その呪いか宿命か、馬上槍試合で王は落馬、待望の王子出産直前だったアン・ブーリンは流産をしてしまう。焦った兄ジョージの失策も重なり、王の寵愛を失ったアンは不貞の冤罪をかけられ、無情にも処刑を言い渡される。“王妃は、まだ生きている”託された手紙を読んだウィリアムは、必死に馬を駆け彼女の元へと急ぐ。その時、残された一人娘エリザベスは――そして物語は更なる混迷のはじまり‥‥1539年へ!!

【編集担当からのおすすめ情報】
イングランドの黄金期を築いた、テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世。誰もが一度は名前を耳にしたことのある彼女は、如何にして女王となったのか。乃木坂46メンバーにより映画化・舞台化もされ、第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞したヒット作『あさひなぐ』でなぎなたに挑む少女たちの青春を描いたこざき亜衣氏が挑む、本格宮廷ドラマ。500年前、遠い異国で起きたできごとだとは思われぬほど、その時、その人物が何に涙を流し何を祈ったのか、痛いほどに胸に迫ってくる本作。歴史ファンはもちろん、全く知識のない方にも楽しんでいただきたい一作です。待望の第4集、処刑を言い渡されたアン王妃の運命の一日から物語は始まります。そして、3年半後にあたる新章へ――史実をベースに緻密な感情描写を重ね、著者ならではの解釈で当時を懸命に生きた人々を描き出す、ドラマチック歴史ロマン、ぜひご注目ください!!

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • りー

    ジェーン・シーモアは王子エドワードを遺して死亡。新しい王妃はなんと手芸オタクで男嫌い。「こんな女やだー!」と駄々をこねるヘンリー八世に、ついにクロムウェルがブチキレて本音で怒鳴ってしまった結果、はい、失脚。(でも読者はクロちゃんに完全同意。)ウィリアム・セシルは2人目の師に別れを告げることになった。ローマと切れておいたのは後の英国のためにはなったと思うけれど、きっかけが政治的な駆け引きじゃなくて主に王様の超主観的な感情っていうのが💦なんつーか。だから次の代で大変なことになったんじゃーん、ひどいー。

  • ミキ

    最後のページ悲しくも暖かくゾワっとした。

  • チューリップ

    アン・ブーリンの処刑から始まりクロムウェルの失脚で終わるという1冊の中で怒涛の展開だった。ヘンリーは好きではないんだけど、誰も心の底から信用出来ない孤独感みたいなのは辛いだろうなと思える。最初の頃はまっすぐだったウィリアムが目的の為には本心を隠して上手く立ち回るようになっているのに成長したんだなと思うけどその変化がちょっと悲しくもある。新しい妃のアンはこういう感じで良く切り抜けられたなと思ってしまった。キャサリン・パーが良いキャラしていて好きだった。

  • こころのかおり

    あのキャサリンにこのキャサリン、出揃ってきたなぁ。女王になるってことは、姉弟を退けるってことで。そこに思いを馳せられる彼女は、まだ優しくやわらかいこころを持っているのだなぁ。先々、変化していくのかそのままなのか

  • shimashimaon

    佐藤優氏『宗教改革の物語』でも「愛」がテーマの一つだった。ヘンリー8世の無茶苦茶はトマス・クロムウェルの辣腕によって辛うじて成就したというより、150年以上も前にウィクリフがローマ教皇を批判して国家の教会に対する優越を説いて王族・諸侯に歓迎されたところから、すでにローマから遠く離れていたんだと理解しています。それでもコンスタンツ公会議でフスが火刑に処せられると、ウィクリフも遺体を燃やされてしまった。目に見える権威(のようなもの)に従うのでなく、目に見えないものを信じるというのは勇気がいることなんですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items