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ライジング父サン

くすのきしげのり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784577040621
ISBN 10 : 457704062X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ぼくらのことをいつも守ってくれる父さん。だれよりもたよりになる父さん。ぼくがたずねることは、何でも知っている父さん。ぼくの中で、夏の太陽のようにかがやいていた父さんがたおれた。不安におしつぶされそうになりながらも父親の回復を信じて待つ少年の心の成長を描きます。

【著者紹介】
くすのきしげのり : 徳島県生まれ。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て、現在は、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続けている。『おこだでませんように』(小学館)が2009年全国青少年読書感想文コンクール課題図書に選ばれ、第2回JBBY賞(バリアフリー部門)を受賞

松成真理子 : 大阪府出身。『まいごのどんぐり』(童心社)で第32回児童文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    最初の入院から家に帰った父さんが、頑張りすぎるのを読んでいてハラハラ。あぁ、やっぱり再入院。頑張り父さんが、頑張らない事も学べてホッとしました。著者の体験だったそうで、庭に並べた石も実話!シンちゃん頑張ったね。思うようにいかない頑張り父さんが怒りっぽくなったけど、アスカちゃんの卒園、小学校入学式への列席という目標を持てて、奇跡と言われるリハビリする。(どんな人になりたいか)も、目標を持つ大切さが伝わります。もう少しお母さん目線も欲しかったかな。

  • とよぽん

    読友さんのご紹介。くすのきしげのりさんは、もっぱら絵本作品を読んできたが、これは児童文学作品で190ページの中編。「みずいろのマフラー」の後日譚でもある。くすのきさんの実体験をもとに作られた物語とのことで、脳梗塞から必死のリハビリを経て再起したお父さん、希望をもって励まし続けた家族や友人など、登場人物の皆に感動した。子どもの成長に、大人は負けないで生きていこうと思った。

  • 杏子

    これも学校の蔵書。みつばち文庫で寄贈された本。脳梗塞で倒れた父さんがリハビリして退院するまで。主人公のシンイチにとっては、父さんは太陽のようなもの。夏の太陽のように頑張って、仕事に励んでいた父さんが無理しすぎて倒れてから、リハビリを重ねて頑張るけれど、「がんばらない努力」も続けて少しずつ前に進めるようになった。シンイチは父さんの少し痩せたけれどまだまだ大きな背中を見ながらこれからも成長していくのだろう。夏の太陽から 春のお日さまのようになった父さんを追って。高学年以上のこれからの子どもたちに勧めたい。

  • anne@灯れ松明の火

    くすのきさんのオンライン講演会で、この作品がご自身の体験記でもあると知った。隣市で。脳梗塞で半身不随になった父さん。強くて、夏の太陽のように輝いていた父さんが倒れた。弱々しくなり、時には周りに当たったり、泣いたり。でも、父さんがまた立ち上がることを信じて、小5のシンイチも自分にできることをしようと思う。母さんも、おばあちゃんも、年長の妹アスカも、父さんを支える。父さんの友達も、シンイチの友達も、支えてくれる。絶望から立ち直った父さんは前とは違う太陽になった……。児童書だが、大人にもに読んでほしい

  • そら ふわりん

    実話を元にした児童書。脳梗塞になった父さんが退院するまでの、僕目線でのお話。脳梗塞は今は身近な病気で、突然発症する。「どんな状況になっても、そこにあるどんな意味に気づくかで、人生ってやつは良くも悪くもなるし、人は幸せにも不幸にもなるんだ」父さんの奇跡的な回復の裏には、人の何倍もの努力が見えました。

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