ちょうどいいライフ

巷で人気の脱力漫画『ハグドン』の作者として、ミュージシャンとして、文筆家として、幅広く活動するかせきさいだあ≡が綴った「ちょうどいい」案配のライフスタイル・エッセイ集。「ちょうどいい」とは、本書のエッセイの中にもでてくるキーワードのひとつです。このタイトルには、自分らしさを求めるあまり、過剰に質や居心地のよさを求めはじめたスローライフに対して、もう一度力を抜いてものごとを見つめ直してみよう、という意味も少なからず込められています（エッセイ自体ははそんなだいそれた内容ではなく、著者の身の回りの日常生活を面白可笑しく切り取ったものですが）。本書を読んでゲラゲラ笑いながら、ふと自分の「ちょうどいい」を見つけていただければ幸いです。

【ちょうどいい概要】
★封印
小沢健二のラジオ番組内の「実際に起きた凄い話」という特集でj公開した実話。そこで封印された恐ろしい後日談とは…？

★W辺君の話
変わった友人代表、W辺君の伝説。冬でもゴムサンダルのW辺君は、実は豪邸に住むリアルセレブ。彼が交通事故でホクロがとれた話など、珍エピソード満載。

★新・ことわざ百科
「夜道にミニスカート」等、創作ことわざも発表。

…などなど友達との回し読みや、昼休憩の暇つぶしにちょうどいいエッセイが約50篇。ちょうどいい帯文にRYO-Z（リップスライム）、ちょうどいいゲスト／コラムに、みうらじゅん、いとうせいこう、東野翠れん、しまおまほ、ワタナベイビー、ちょうどいい対談にBOSE（スチャダラパー）と豪華面子集結！