かこさとし童話集 9 世界のおはなし その1

かこさとし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784035177906
ISBN 10 : 4035177903
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
182p;20

内容詳細

 2018年に逝去したかこさとし氏は、240余りの小さなお話の原稿を残し、自ら編んで、さまざまなお話の種類に分類していました。

 「動物のおはなし」「日本のむかしばなし」「生活のなかのおはなし」「世界のおはなし」です。まだ本にしていないお話や、雑誌に掲載されたり、紙芝居としてかかれたお話を、亡くなる直前まで手を加えたり挿絵を描いて、童話集として編集をしていたのです。どの巻も、文字を読み始めた小さな子から小学生くらいの子どもたちに向けて、どこから読んでも楽しめるおもしろいお話をいっぱい収録しています。

 9巻は、「世界のおはなし<その1>」です。かこさんは世界にも目を向けて、たくさんのお話を集めていました。その国のお話を読むことによって、その国のことを知ることもできます。いま自分たちが住んでいるところでの生活とは違った、未知のことにも出会えるでしょう。イヌイットの勇気ある少年コマチンの昔話や、インドのけなげなサルの話、デンマークのおそろしおかしな、おにねこの話、アンデスに伝わる伝説、またかこさんの絵本『サザンちゃんのおともだち』の元になったと思われる1964年に書かれた「ちびくろちゃんとおともだち」というアフリカのお話など、ここには33話を収録。

【著者紹介】
かこさとし : 加古里子。1926年現在の福井県越前市に生まれる。1948年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社した後は、子どもの本の執筆に専念。また児童文化の研究者でもある。作品は、物語絵本、科学・天体・社会関係の知識絵本、童話、紙芝居など多岐にわたり、500点以上。1963年サンケイ児童出版文化賞大賞、2008年菊池寛賞、2009年日本化学会特別功労賞、2012年東燃ゼネラル児童文化賞、2017年巌谷小波文芸賞などを受賞する。福井県越前市に「かこさとしふるさと絵本館 〓(らく)」と、かこさとし監修による多くの絵本の要素がつまった「武生中央公園」がある。2018年逝去

中島加名 : 1994年神奈川県に生まれる。国際基督教大学教養学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。かこさとしの孫。在野研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく  さん

    かこさんが遺された童話は240話余りあるそうです。それを分類しまとめたもの。亡くなる直前まで編集されていたそうです。こちらは世界の昔話33話。『 トランプ王国バラ物語 / 東郭先生 / 金もち神とびんぼう神 / 七人の子ども / コマチンのぼうけん / あおい山と沼の物語 / 二匹のかえる / サルのはし / 月と美しい娘 / メン鶏と三羽のひよこ / よく当たる占師 / 岩山と野原の国の物語 / 九つの枝角の鹿 / 太陽を射た若者 / ペロペロおにねこばなし / トケビと虎 →

  • 遠い日 さん

    「かこさとし童話集」シリーズ9。世界のおはなし<その1>。世界のさまざまな時代のお話。いわゆる昔話ですが、知っているものも知らないものも、楽しく読むことができます。

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人物・団体紹介

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かこさとし

1926年、現在の福井県越前市に生まれる。工学博士、技術士(化学)。東京大学工学部卒業後、化学会社に勤務しながら、ボランティアで子どもたちと関わり、『だむのおじさんたち』で絵本作家としてデビュー。科学絵本も含め、著作は600冊以上に及ぶ。菊池寛賞、日本化学会特別功労賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。越

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