基本情報
内容詳細
2018年に逝去したかこさとし氏は、240余りの小さなお話の原稿を残し、自ら編んで、さまざまなお話の種類に分類していました。
「動物のおはなし」「日本のむかしばなし」「生活のなかのおはなし」「世界のおはなし」です。まだ本にしていないお話や、雑誌に掲載されたり、紙芝居としてかかれたお話を、亡くなる直前まで手を加えたり挿絵を描いて、童話集として編集をしていたのです。どの巻も、文字を読み始めた小さな子から小学生くらいの子どもたちに向けて、どこから読んでも楽しめるおもしろいお話をいっぱい収録しています。
10巻は、「世界のおはなし<その2>」です。かこさんが集めたお話は、多岐にわたります。海外の雑誌を読んだり、資料を見たりして知った物語を元に、たくさんお話を書きました。そのなかには、アイヌのお話や、琉球に伝わる昔話もあります。よく知られているウクライナの「おちていたてぶくろ」や、ノルウェーの巨人とトロルのお話、ギリシャやベトナムのお話もあり、ユニークだったり、悲しかったりする様々なお話、26話を収録。
【著者紹介】
かこさとし : 加古里子。1926年現在の福井県越前市に生まれる。1948年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社した後は、子どもの本の執筆に専念。また児童文化の研究者でもある。作品は、物語絵本、科学・天体・社会関係の知識絵本、童話、紙芝居など多岐にわたり、500点以上。1963年サンケイ児童出版文化賞大賞、2008年菊池寛賞、2009年日本化学会特別功労賞、2012年東燃ゼネラル児童文化賞、2017年巌谷小波文芸賞などを受賞する。福井県越前市に「かこさとしふるさと絵本館 〓(らく)」と、かこさとし監修による多くの絵本の要素がつまった「武生中央公園」がある。2018年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく さん
読了日:2024/05/05
遠い日 さん
読了日:2024/04/23
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人物・団体紹介
かこさとし
1926年、現在の福井県越前市生まれ。東京大学工学部応用化学科卒(1948年)。工学博士。技術士(化学)。1951年から会社勤務の傍ら東大セツルメント活動に携わり、工場地域の子どもたちを対象に子ども会の主催を約20年続けた。のちにその経験から多数の絵本を発表。専門性を活かした『かわ』、『海』、『地球
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