セイバーメトリクスの落とし穴 マネー・ボールを超える野球論 光文社新書

お股ニキ (@omatacom)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334044015
ISBN 10 : 4334044018
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
342p;18

内容詳細

「投高打高」時代を戦う選手、監督、球団に必要なのは「データ」と「感性」の融合。プロ選手にもアドバイスをする独学の素人が、野球界の常識を覆す!

目次 : 第1章 野球を再定義する/ 第2章 ピッチング論 前編(投球術編)/ 第3章 ピッチング論 後編(変化球編)/ 第4章 バッティング論/ 第5章 キャッチャー論/ 第6章 監督・采配論/ 第7章 球団経営・補強論/ 第8章 野球文化論

【著者紹介】
お股ニキ (@omatacom) : ネット上で人気を博す野球評論家。プロ選手にアドバイスすることもあり、中でもツイッターで仲良くなったダルビッシュ有選手に教えた魔球「お股ツーシーム」は多くのスポーツ紙やヤフーニュースなどで取り上げられ、大きな話題となった。『セイバーメトリクスの落とし穴―マネー・ボールを超える野球論』が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こも 零細企業営業 さん

    メジャーの選手を売ったり買ったりする意図ってのがこの本で分かった。 ダルビッシュやイチローの移籍先が中々決まらなかったり、主要選手を早期にトレードに出したりするのも、そういう意図があったのか。 あと、マエケンの中継ぎや短い先発の意図、日ハムがやっていた似たような事の意図もやっと理解出来た。 あと、この本もそうだが、どの本でも勝利至上主義は良くないと書いてる。でも現場は変わらない、変われない。 とりあえず、新聞社が野球から手を引いたら良いと思う。スポーツの主催者になってたら批判できないだろ。

  • ホークス さん

    2019年刊。日米プロ野球ベースの野球論。投球術から球団経営まで話は幅広い。無知な私は勉強になった。直球も変化球の一種なの?シュート回転って何?バレルゾーンを活かせる体格の条件とは?等。抽象(原理)と具体(データ)のどちらにも精通しており、実際にプロにアドバイスしている。本書では理論の精妙さと共に、選手たちが腕や指先の繊細なタッチで競っている事も理解できた。「監督の仕事はマネジメント」に賛同する。さらに監督・コーチ業を解剖し、必須機能をシンプルに提示して欲しい。人柄や情熱はその上に乗るものだと思う。

  • マルコ(Marco) さん

    非常に分かり易く言えば「現代野球用語の基礎知識」。野球好きとしては正直、フザけた著者名とは裏腹な分析力に嫉妬した。特に球種の回転数や回転軸の方向から分類する手法、は斬新。分かり難い“フレーミング”の意味も一番分かり易く、納得の出来。もう野球に解説者やマスコミは必要無い、存在なのかも。あとがきでタイトルの意味を感じたら、同意するファンは多い筈。“もっと野球を気楽に観て楽しみませんか?”。セイバーを知るには『マネーボール』『ベースボール革命』がお勧め。前者はエンタメ、後者は結果ボツになった理論書。

  • Kaz さん

    先の1冊に続いて「お股ニキ」氏の野球論。セイバーメトリクスは、近年のタイガースの監督では名将の部類に入る「どんでん」こと岡田監督も踏まえていた概念。本書では投手、捕手、打者、監督・コーチ、球団経営、スタジアム形状、野球文化に至るまで、「ここまで考えるか」と思考が深掘りされている。色々な要素が複雑に絡み合い、単に力と力のぶつかり合いだけではない野球の奥深さを教えてくれる。「野球バカ」というが、バカでは良い野球はできない。試行錯誤の結果を丹念に振り返り、進化させていくことが肝要。これ、仕事と同じやね。

  • しき さん

    セイバーメトリクスは野球の新しい常識だ。野球選手や野球ファンには馴染み深い感覚頼りの作戦や技術論がひっくり返していて驚いた。打者はフライを打つほうが良く、バントや盗塁はあまり使わない方が効率が良いなど、今までの真逆だ。しかし、セイバーメトリクスとは所詮、投手と打者のイタチごっこである。どちらかに新たな作戦や技術が出てくれば、相手も変わる必要がある。変化についていくには、本書でセイバーメトリクスの本質「なぜこんなデータが出たのか」を考えなければならない。野球以外のことにも通じる大事な考え方だと思った。

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お股ニキ (@omatacom)

様々なデータ分析や鋭い視点と感性に基づき、ツイッター上で新しい野球の見方を提供する“プロウト(プロの素人)”評論家。ツイッターで知り合ったダルビッシュ有投手がその眼力を認めたことで火がつき、初めての著書の『セイバーメトリクスの落とし穴 マネー・ボールを超える野球論』(光文社新書)はベストセラーに。現

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