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業界の濃い人 角川文庫

いしかわじゅん

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041795057
ISBN 10 : 4041795052
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2005
Japan

Product Description

業界内の濃すぎる人々の誰もコワくて言えない噂、ばらしちゃおうかな。「新宿鮫」の大沢在昌氏をして「え? 知り合いでもないのに、あそこまで書く! スゲーなー!」と言わしめた有名作家の裏話暴露本『秘密の手帖』がついに文庫化。あの人の変な癖やこの人の秘められた過去など。報復絶倒、衝撃の業界エッセイ。構成を大幅に変更し、ボーナストラックも収録した改訂版。

Content Description

人気直木賞作家に評論家、テレビでお馴染みのあのタレント。そのすました顔の裏側を、ただ一人知る男、いしかわじゅん。業界と呼ばれる世界に生きる、個性豊かな面々との交流を真っ正直に綴ります。私のことだけは書かないで、と懇願した作家がいたとか、いないとか?!幻の爆笑エッセイ「校歌でゆんゆん宗左近」も加わった、業界への愛溢れる感動の書、待望の文庫化。

目次 : 1 問題の人(彼女の借りについて―山田詠美/ 氷雨に関する悩み―内田春菊 ほか)/ 2 反則の人(また彼女の借りについて―山田詠美/ 砂のように聞く女―杉浦日向子 ほか)/ 3 特別な人(さらに彼女の借りについて―山田詠美/ また声高の弊害について―呉智英 ほか)/ 4 特殊な人(死霊の家―岡田斗司夫/ 彼女に関する二、三のエピソード―水島裕子 ほか)

【著者紹介】
いしかわじゅん : 1951年生まれ。漫画家として『憂国』、『薔薇の木に薔薇の花咲く』(全三巻)、『寒い朝』をはじめ多数の作品を生み出す他、小説・エッセイでも活躍。NHK「BSマンガ夜話」などテレビ出演も多く、CMでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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おもしろかった。いしかわじゅん節が冴えて...

投稿日:2005/05/30 (月)

おもしろかった。いしかわじゅん節が冴えてます。人選のマニアックさもまたよし。

S さん | TOKYO | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ

    トーハンが出している「新刊ニュース」連載コラムに掲載された内容に書き下ろしも加えて加筆修正した2005年発行の文庫本。著者は漫画家で小説家のいしかわじゅん氏。テレビでお馴染みのタレントや直木賞作家、知り合いの分筆業者を中心に「くすっと笑える」ネタを記載したエッセイ集。何気に書き下ろしで加えられた「校歌でゆんゆん宗左近」で爆笑してしまいました。

  • 鬼灯の金魚草

    ギヤ内と言うより身内の中での面白いエピソードを読んでるねみたいだった。夢枕さんや北方せんせが普通っぽくて良い!

  • 阿部義彦

    今までの人生で関わった友人?たちについて語ったエッセイのようなもの。山田詠美が小説家になる前、夜の商売(ホステス)をしてる時に、かなりの額のお金を貸して本人は上げるつもりでわすれてたら、直木賞を取った後に、カシミヤのセーターを付けて返すと連絡があったにも関わらず結局返してもらって無いという話を合計三回も書いてます。この自己弁護じみた、そしていい人ぶりたいだけなのか、いや、そうではないのだ、云々と続くねちっこさが味ですね。でもいしかわ先生の、「憂国」は傑作です。ハアーヒャッコイヒャッコイ!

  • やまねっと

    ずっと読んでみたかった本だ。ネットのレビューの評判が悪かったから心して読んだが、なかなかもって愉快で軽いエッセイだと思って読んだら楽しい本だった。 中身はいしかわじゅんの交友録だが、それぞれ楽しいエピソードだった。 山田詠美の話は3回も載っているが、全部笑える話だった。要は借金を返せということだ。山田詠美とは友達になりたくないなと思った。杉作J太郎も3回出てくる。それだけ気にかけているということだろう。大槻ケンヂの話も面白かった。あと岡田斗司夫のも。 いしかわじゅんもHPをどうにかしてほしいがどうだろうか

  • 山下 賀久

    漫画家として、小説、エッセイもお書きになり、テレビやCMにも出ているいしかわじゅんさんの本です。疋田智さんのメルマガで紹介されていた本でした。作家の世界はどのようなものか、あの有名な作家の実態はどうなのか、などなどめちゃくちゃ楽しめました。と同時に、人物を文章にする際、どのように書くと伝わるのか、細部の描写はどう書くのかなど、文章自体もとても勉強なりました。自分が所属していない業界にはとても興味がありますが、文学の世界もいろいろあって奥が深いと思いました。好きな人にはたまらない一冊です。

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