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アルプスと猫 いしいしんじのごはん日記3

いしいしんじ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101069296
ISBN 10 : 4101069298
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan

Product Description

ありがとう「猫ちゃん」、また会おう! よろこびとかなしみのすべてがつまった特別な一年の記録。人気のネット連載、信州・松本篇!

海の見える三崎の家はそのままに、こんどは信州・松本の、ぶどう畑の真ん中にたつ大きな家へ──。妻となった園子さんは染めと織りの工房で修業中。寒がりやのいしいさんは凍てつく松本の冬におののきながら、次第にからだと心をなじませてゆく。そこに訪れた待望の「猫ちゃん」。アルプス連峰をのぞむ城下町での、生きるよろこびとかなしみのすべてがつまった、特別な一年の記録。

Content Description

海の見える三崎の家はそのままに、こんどは信州・松本の、ぶどう畑の真ん中にたつ大きな家へ―。妻となった園子さんは染めと織りの工房で修業中。寒がりやのいしいさんは凍てつく松本の冬におののきながら、次第にからだと心をなじませてゆく。そこに訪れた待望の「猫ちゃん」。アルプス連峰をのぞむ城下町での、生きるよろこびとかなしみのすべてがつまった、特別な一年の記録。

目次 : ごはん日記/ 特別付録 いしいしんじの松本案内

【著者紹介】
いしいしんじ : 1966(昭和41)年大阪生れ。京都大学文学部仏文学科卒。’03年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞。’04年『プラネタリウムのふたご』、’06年『ポーの話』、’07年『みずうみ』が、それぞれ三島賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sawa

    ★★★★★ ごはん日記第三弾。とにかく毎日のごはんが最高。今度は松本が舞台。いしいしんじと園子さんの二人の生活は、まぼろしの猫たち、ロバ、女子高生ユッコ達に囲まれて愉快愉快。だけど園子さんのお腹の中の猫ちゃんをみんなに紹介して、色んなことさせてあげて、いっぱい可愛がって、とってもウキウキだったのに、悲しすぎる結果に。でも楽しいことがあって、悲しいことがあって、それが生活なんだから仕方がないのでしょうか。胸がぎゅうぎゅうした。

  • ビスケ

    気がついたら3巻が出ていた。園子さんと結婚し、松本に移ったいしいさん。楽しいこと、悲しいこと……いろいろなことが起こるけれど、独特の澄んだ目線は相変わらず。キューバの旅日記で「拍子木のようなクラーベを前のめりで叩いていた園子さん」というくだりを読んで、ふたりはなるべくして夫婦になったんだなーと、なんとなくしみじみした。

  • かりあ

    だいじに、だいじに読んでいたのに、とうとう終わっちゃった。もったいないっ。なぜか3巻から読み始めたから、まだまだ未読の2冊がある。楽しみ。いしいさんちのごはんは本当に参考になる。素朴で、野菜と魚がたっぷりで、いしいさんと奥さんの園子さんみたいにほんわかしたごはん。

  • よもぎ

    タイトルみて衝動買い♪知ってるお店や地名なども頻出でとても親近感。日記がこんなにおもしろいなんて。毎日のごはんがほんとに美味しそうで、自炊がんばろう、と思った。園子先輩!猫ちゃんのくだりは不意打ちで号泣。日々を慈しむこと、生死のさかいめ。

  • おにゃか氏

    それが起こる事をボクは知っていたけれども、いつかまでは知らなくて、そしてその日の日記に泣く。続きの日記もその涙を胸にかかえたまま読む。つくづく、いしいしんじは言葉で書かれた以上の何かがある文章を書くものだと思う。

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