車のいろは空のいろ 星のタクシー 車のいろは空のいろ

あまんきみこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591064443
ISBN 10 : 4591064441
フォーマット
出版社
発行年月
2000年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,118p

内容詳細

空色のタクシーの運転手・松井さんと、不思議なお客さんたちとの心暖まるファンタジー。表題作のほか書き下ろし新作を含め7篇を収録。〈受賞情報〉赤い鳥文学賞特別賞(第31回)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ さん

    シリーズ3冊を続けて読んでみて、戦争の話が出てくるので、著者のお年を調べてみると、小学校高学年から中学時代でした。もう世の中のある程度のことは理解できる繊細な時期だったのですね。そして解説の松谷さんによると、この本を書かれている頃は、夫君の重い病いをお一人で看取りながらの執筆だったそうです。東京へ行こうとして福岡行きの新幹線に乗るようなそそっかし武勇伝をお持ちと、数々のエピソードを知り、益々お人柄に惹かれました。

  • 陽子 さん

    春から冬の季節を水色のタクシーが駆け抜ける。運転手の松井さんの優しさに心が温められる。北田卓史さんの挿絵も素敵。冒頭はひなまつりの雛の国。そして、星の国や蛍の夢、途中は東京大空襲の日に戻る。タクシー通して懐かしい故人が今を生きる白髪のお父さんにそっと寄り添う。他、たぬきの歯医者さん、ねずみの結婚式と多彩。松谷みよ子氏があまんきみこ氏の編集者。巻末解説で「癒しの文学」と評している。「人間ってつらいとき、かえって楽しい作品を書いたりするのでしょうか」。あまん氏は執筆中、夫君の看病、他界を経験していたとの事。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    人情味たっぷりのタクシードライバー松井五郎さんが。様々な客を乗せて、ファンタジー世界を走ります。 パターンは似ているのですが、それぞれにしみじみとしてしまいます。 とてもココロに染みてきて、心地よい作品集です。

  • かおりんご さん

    児童書。松井さんと松井さんの町に住む動物たちとの心温まる話が中心。だけど、たまに、出てくる戦争の話には心が痛む。この時代だから、かけた作品か。松井さんは、本当に人がいい。

  • keiniku さん

    また、松井さんは、猫は乗せる、ネズミは乗せる、タヌキは乗せる、星の子は乗せる、ホタルの夢に引き込まれそうになる… はともかく、この本にも戦争に関わる内容が出てくるが、あまんさんの中では決して外せないことなのだろう。 愛する者同士が酷く引き裂かれてしまう事は決してあってはいけない。 実はホタルの話でも、直接的ではないがそういう事を強く感じる。 物集女街道が出てくるのは地元の者としては嬉しい。とはいえ、この物語の舞台は京都ではなく「もずめ」という名前が面白いので使われたのだろう。

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人物・団体紹介

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あまんきみこ

1931年、旧満州に生まれる。坪田譲治主催の童話雑誌「びわの実学校」の同人となり、1968年『車のいろは空のいろ』で第1回日本児童文学者協会新人賞、第6回野間児童文芸推奨作品賞、2023年には同作の新装版『車のいろは空のいろ ゆめでもいい』(ポプラ社)で第70回産経児童出版文化賞大賞を受賞

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