あまひらあすか

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終末世界はふたりきり 文芸社文庫neo

あまひらあすか

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784286219769
ISBN 10 : 4286219763
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan

Content Description

死霊術師とゾンビ少女のほのぼの終末ファンタジー。人類が“ほぼ滅亡”してからX日。唯一生き残った人間・ネクロマンサーは、ゾンビのユメコと楽しく暮らしていた。食料はいくらでもあるし、電気ガス水道も魔法でなんとかなっちゃうし、図書館もレンタルDVD屋さんも借り放題で、なかなか快適な毎日。でもちょっと困るのは…、世界はアンデッドであふれかえっているのです!ネクロマンサーとゾンビの異色のポストアポカリプスファンタジー誕生。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 眠る山猫屋

    絵本のような緩くホワホワした手応えに戸惑う読み出し。苦手な感触を耐えて読み進めた。ネクロマンサーと、彼が手ずから生み出したゾンビのユメコ。二人きり、崩壊した世界の日常を(割と)淡々と描く。世界が滅びた事情とか、ネクロマンサーの正体なんかも語られるが、基本的には二人の疑似親子としての日常のみ。幼いユメコを教育していくネクロマンサーは善きお父さん。甘やかし過ぎる気もするが。死霊やゾンビに満ちた世界に生きる最強魔術師の孤独と無邪気なユメコの関係には、少し癒される。

  • じーつー

    のほほんほのぼの日常系。 終末世界とか言うからカオスな世界かと思ったら全然ハートフルだった。 や、カオスはカオスなんだけど。 この世界に生きている人間はネクロマンサーの1人だけ。 そしてネクロマンサーの術を使って一緒に暮らしているのがゾンビのユメコ。 まだまだ幼く無垢なユメコと、ユメコに深く優しい愛情を向けるネクロマンサーの掛け合いがのほほんほのぼの。 2人しかいない世界で互いへの思いやりが優しい。 ユメコ可愛いけど、これアニメにした方が魅力はより伝わるんじゃないかな?

  • 一五

    人類が滅亡して、いるのはネクロマンサー(魔術師、死霊使い?)と、ゾンビ少女だけ。魔術師だし結界内なら、なんでも出来る。??!の世界で二人の(なんと)ほのぼのな暮らし。なんじゃこりゃだけど、結構楽しいというビックリ

  • 現代日本と似ていて、全く違う魔法と科学が融合した世界。の、終末。生き残っているのは、ネクロマンサーとゾンビ娘(どちらかと言えば人造人間というべきかもしれない)。二人はそんな世界で楽しく、とても楽しく、ちょっぴりいたずらにも励んで、ほんの少し遠出して、勇気をだしたりする日々を送る。世界が例え滅んでいても、そんなことは関係ないのだ。奥深い世界において敢えて語らない美学。いやはや、すごく美しい話でありましょうか。終わって欲しくない、でも二人は永遠だからこれでめでたしめでたし。それもまたよし。面白かった!

  • 所謂ラノベはなかなか読みにくくてちょっと苦手なんだけど。たまたま目にしてちょっと気になったので購入。頭使わずぼーっとしながら読むのにちょうどよかった。ネクロマンサーの大男とゾンビ少女、2人しかいない世界だからこそちょっとはしゃいだ言動も許せるのかも。ラノベは好みの世界観多いんだよな、また色々読んでみたいかも。

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