あまさきみりと

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消せる少女 MF文庫J

あまさきみりと

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046833426
ISBN 10 : 4046833424
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
Nagu ,  
追加情報
:
360p;15

内容詳細

──彼女はどんどん、消えていく。

中学生の北斗には親がいない。
たった一人血の繋がった姉は毎晩働きに出ており、結果、北斗は夜に出歩くことが多かった。
そんな夜の町で出会った少しだけ年上の少女・ユリ。
北斗とユリは少しずつ交流を重ねていくが、ある日、北斗の姉に重大な病気が見つかってしまう。

そして、ユリは姿を消した──。

この世で一つ、なんでも消せる。でも消すたびに自分が一つ消えていく。
そんな兵器な少女と、なんでもない少年の物語。

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    ありふれた人生を嫌い、現実逃避のように漫画家という夢を追いかけていた中学生・塔谷北斗。そんな彼の前に謎の少女黒井ユリが現れる青春小説。発展途上でままならない北斗の漫画にくれる彼女の感想に励まされたり、取材と称して疑似恋愛をしてみたり。ユリと過ごす日々にいつの間にか励まされていた北斗が実感する、嫌っていたはずのありふれた幸せ。けれど一方で姉・希望が追う父の冤罪事件も絡めて、バイトのせいでユリの大切なものが消えていくことを知る展開で、できることに限りがある身でのかけがえのない精一杯と結末が印象的な物語でした。

  • 真白優樹 さん

    ありふれた日常を嫌い漫画を描き続ける少年が、ファンであると名乗る少女に出会い始まる物語。―――例え傷は消せても、その思いだけは消せはしない。 不器用な交流、しかし非道な真実が明らかになり、逆らえぬ激流の中でも自分に出来る事をと必死に駆ける物語であり、救いようのない世界の中、確かにそこに在った愛のお話が心に刺さる物語である。まるでコインの表と裏、光と影。それぞれのありふれた日常が、思い出せたと言う奇跡の先にまた繋がる事を願いたい。どうかその先に幸せがありますように。 うん、とても面白かった。

  • とってぃー さん

    綺麗だがとても儚い物語でした…。消す代償に大切なものを喪う少女と日常を嫌う少年の逃避行。普通と特別の対比が描かれ、ありふれた日常が特別と気付かされる素晴らしい作品。実は些細なやり取りも振り返ってみれば大切な思い出なんですよね…。

  • 椎名 さん

    一つ何かを消せる変わりに、自分の大切なものも一つ消えてしまうという呪いのような力を持った少女。設定や雰囲気は良かったが、色々と駆け足なのが勿体ない。

  • くらっくす さん

    厨二病拗らせ陰キャの主人公は、独り公園で恨み言を叫ぶことしかできず、不可思議な少女が声をかけてくる。対価を払って消す異能を持つ少女が日常を求めるラブコメと、からかい倒す掛け合いは思わずニヤニヤしてしまう典型ラノベ。そんな少女ユリが出したSOSから逃げてしまった後悔を抱え、2年の歳月が経ったのはちょっと意外でした。その2年でユリが大きく変貌してしまう現実を受け止め、一歩踏み出す主人公の成長。逃避行の行き着く先とその絶望と想いに美しさが込められていて、、物語の結末も安直に着地しなくてよかったと思います。

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第21回スニーカー大賞“秋”の選考にて「SADSガ好ムハ籠リ猫」で“特別賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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