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マンガ 幕末は「論争」でわかる メディアファクトリー新書

あべまき

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040671352
ISBN 10 : 404067135X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

濃い親戚筋でありながら幕府の足を引っ張った徳川斉昭、幕府の弱体化を嘆きながらその首領に少年を立てた井伊直弼、尊王攘夷で多くの血を流しながら開国に舵を切った長州藩…多士済々に彩られた幕末は一方で、主張が入り乱れ路線転向が引きも切らない、混沌として理解が難しい時代だ。本書は幕末の流れを決した16の論争や会議を忠実にコミカライズ。人気予備校講師による原作で「これしかない」漫画が誕生した。

目次 : 日米和親条約の交渉/ 徳川斉昭vs幕閣/ 条約勅許問題/ 将軍継嗣問題/ 安政の大獄/ 吉田松陰vs高杉晋作/ 薩摩藩の公武合体策/ 八月十八日の政変/ 参予会議/ 長州征討/ 薩長盟約/ 四侯会議/ 討幕の密勅VS大政奉還/ 小御所会議/ 戊辰戦争/ 江戸無血開城

【著者紹介】
あべまき : 2005年からウェブで活動を開始。江戸や幕末の史実を元に、ほのぼのとしたタッチで描く作品群を発表してコアな人気を得ている。江戸や幕末の他に古事記漫画、日本神話漫画、さらに銅鐸を主人公とした漫画など、日本の歴史を幅広く描く

石黒拡親 : 愛知県出身。1990年、東京学芸大学教育学部卒業。現在、河合塾講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • skunk_c

    仕事のネタ本として読んだが、なかなかどうして、上手く整理されている。特に参与会議や四侯会議での慶喜の立ち振る舞いなど、適度な省略によりすっきりした印象。明治維新後特に長州閥や皇国史観の影響やもあり過度な評価の目立つ吉田松陰や、司馬遼太郎の影響でこれも過大評価されがちな坂本龍馬の扱いも妥当だと思う。譜代、親藩、外様の位置付けなども冒頭で上手く整理しているので全体が分かりやすくなっている。残念なのは公家と諸大名の関係や公家社会の様子が不十分に終わっていること。このため岩倉具視の登場が唐突に感じられた。

  • しゅんのすけ

    黒船来航から戊辰戦争、江戸城無血開城まで、幕末から維新までの様々な場面を描く。マンガということで気軽に手にとったが、予想以上に骨太な内容に驚かされた。

  • ごっちゃん

    日本史の塾講師の方が原作を書いて、歴史好きの漫画家、あべまきさんがマンガを描いています。前書きにもありますが、幕末は授業だけでは理解しにくいということで、私も全体像は知りませんでした。タイトル「幕末は『論争』でわかる」とは、歴史の登場人物たちの発言によって、その場の状況を理解しようということです。読んでいると、臨場感をもって幕末の流れを知ることができます。幕末の人物で一番興味を引いたのは、15代将軍徳川慶喜の生き方です。なんだかんだやらかしておいて、趣味し放題で長生きしたところ。複雑な人と思います。

  • keisuke

    漫画なのですぐに読めてしまう。結局、徳川慶喜一人の動きが幕末をややこしくしている気がする。

  • 陽花

    以前から拝読していたあべまきさんのイラストで描かれた幕末録。これは読むしかない!と思って早速購入しました〜。お馴染みの素敵なキャラで複雑な幕末がわかりやすく語られており、大満足の一冊でした。容保公や主上はキリッと格好良く、中でものぶ君こと徳川慶喜が大変輝いておりました。彼はとても頭の回転の早い御方だったということを再認識出来ました。ひそかに大河ドラマで活躍する八重や文も出てきて嬉しかったです。これから日本史を学ぶ方、ぜひぜひ読んでみて下さい!

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