ウォード、ロバート(1917-)

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商品ユーザーレビュー

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  • このCDはアメリカの作曲家、ロバート・ウォードの管弦...

    投稿日:2023/11/30

    このCDはアメリカの作曲家、ロバート・ウォードの管弦楽作品を集めたCDです。 本CDは1999年発売のアルバムを今年に再リリースされたものです。 収録曲で最初に登場するのは、ウィリアム・ストリックランド指揮、日本フィルハーモニー管弦楽団によって録音された『交響曲第2番』です。 これは1960年に録音され、米CRIレコードに日本フィルが録音した音源の1つだそうです。 指揮者ストリックランドは、当時日本に頻繁に来日し、アメリカの同時代の音楽を紹介したほか、CRIに日本フィルとアメリカの作品の吹き込みや、EMIには芥川の作品をインペリアル・フィルハーモニーと録音するなど活躍していました。 この交響曲第2番は中々に良い演奏をしており、当時の日フィルの演奏能力の高さと、ストリックランドのオケのコントロール能力、更に作曲者への共感が感じられる。 次に登場するのはアラン・バルター指揮、チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団で、『思い出の道を通って』『5×5(5部の主題による4つの変奏)』が収録されています。 この音源は新しく録音された物で1998年4月にチェコで録音されたもの。 オケは言わずとも知れたチェコ・フィルのメンバーによるもので、指揮のバルターはアメリカの指揮者。 録音も他に数えるぐらいしかなく、アメリカを中心に活躍したため日本では知られていないが、意外な所で日本と繋がりがあり1976年の民音コンクールで1位をとっているようだ。 本録音の4ヶ月後、1998年8月に亡くなっており、本録音は最晩年の恐らく最後の録音であると思われる。 両曲とも世界初録音との事であるが、オケの合奏力は高く整えられた演奏であり、作品を知るには十分。 特に弦楽の美しさが聴きどころ。 次に登場するのは、1曲目に登場したウィリアム・ストリックランドの指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏で録音された『ピアノ協奏曲』で、ソリストはマージョリー・ミッチェル。 1968年録音で元は米CRIに録音された音源。 ミッチェルはCRIに入れた録音ではストリックランドと組んだ録音が多く、本録音でもストリックランドとシュトゥットガルト放送交響楽団のしっかりと支えた伴奏に、クリアなピアノを聴かせてくれます。 音質は1998年にデジタル録音されたものは良いのはわかりますが、他の1960年代のモノラル音源も時期を考えると良い方だと思います。

    レインボー さん

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  • ロバート・ウォードの管弦楽作品集です。 全曲、ポー...

    投稿日:2023/12/04

    ロバート・ウォードの管弦楽作品集です。 全曲、ポーランド国立放送交響楽団の演奏で収録されたもの。 指揮は3名の指揮者が振り分けています。 まず最初に登場するのは『祝祭の頌歌』という作品。 指揮は、ズジスワフ・ショスタク。 この作品は11分ほどの作品で、弦楽を中心にゆったりと歌う壮大な作品です。 指揮のショスタクは1930年生まれのポーランドの指揮者。 永くウッチ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督と知られ、音源はバロック音楽の録音が多い。 この録音は1975年に収録され、珍しく同時代のアメリカの作曲家の作品を振っているが、非常に充実した響きを引き出しており、中々見事な演奏である。 次に登場するのは『プレーリー序曲』『祈りとトッカータ』で、指揮者は、ボフダン・ヴォディツコ。 ウォードは、コープランドにも学んでいるのですがそのコープランドのアメリカ的エッセンスの影響を多大に受けたのが、プレーリー序曲。 ジャケットの様な我々が想像するアメリカを描いた様なわかりやすい作品で、ウォードの代表的な作品と言えるもの。 元は吹奏楽作品だが、本CDでは管弦楽版を収録。 祈りとトッカータはプレーリーよりかは純音楽的な作品ですが、旋律は中々美しい。 指揮のヴォディツコは1911年生まれ、1985年に亡くなったポーランドの指揮者。 録音はやはり多くなく、CDも数少ない。 本CDではポーランド国立放送交響楽団から力強く、時に繊細な響き、更に裏メロもしっかりと鳴らし、ベテランらしく隅々まで手の届いた演奏が素晴らしい。 充分な名演と言えるもの。 次に収録されているのは『没神論者の宗教歌』という作品。 指揮者はウィリアム・ストリックランド、ソプラノはシルヴィア・スタールマン。 指揮のストリックランドはアメリカの指揮者で1960年代に同時代のアメリカ音楽を幾つか残している。 本CDはポーランド国立放送交響楽団を振っての録音だが、ここでも優秀なオケに支えられて、良く鳴らした充実したサポート。 スタールマンの歌もなかなか良い。 次に登場するのはウォードの曲ではなく、クインシー・ポーターの作品で、『ニューイングランドのエピソード』を収録、指揮は再びヴォディツコである。 この作品はまだ聴きやすい作品であるが、ウォードの作品に比べやや晦渋な上、演奏時間も20強と長い。 演奏は健闘しているが一度聴けば良いというところ。 録音は1966年(没神論者の宗教歌)1968年(ニューイングランドのエピソード)1975年(その他)で、それなりに古いがリマスタされている様で音は聴きやすい。

    レインボー さん

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  • 描かれているアメリカでの凄惨な事件の題材や、戦後の...

    投稿日:2017/07/09

    描かれているアメリカでの凄惨な事件の題材や、戦後の赤狩りへの批判という深刻な内容は別として、音楽そのものは優れています。プロコフィエフやヒンデミットの流れから更に飛躍されています。異次元の響きに感じます。ロバート・ウォード氏はこの商品紹介記事上はご存命となっていますが、2013年に亡くなられているようです。それにしても95歳を超えて生きておられたわけで、長命の作曲家です。

    テリーヌ さん

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