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4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/08
Swingしなけりゃ意味がないIt Don’t Mean a Thing (If it Ain’t Got That Swing)と言ったのはDuke Ellington。確かに、SwingはJAZZの重要な要素であり、かつてJAZZ喫茶と呼ばれた孤独なファンのたまり場では、紫煙の中で小刻みに体を揺らす男たちの姿をいやというほど見かけたものでした。しかし、SwingしなくてもJAZZ足り得ることを証明する作品、それも傑作が存在していることは、ECMの膨大なカタログ群を示すまでもなく明らかであり、本作もそのひとつであると思います。こちらのタイム感覚をはぐらかすようなところが、また可聴範囲を広げてくれると思いますし、ある意味では挑戦的な作品とも言えます。SwingしなけりゃJAZZではないと、星1つで片づけてしまうわけにはいかないでしょう。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/08
1950年Norway生まれのDag Arnesen(p)による1998年のトリオ作品。名手Terje Gewelt(b)の参加に期待をふくらませて聴きました。Dag Arnesenといえば、Movin(ヘビのようなイラストの)やNorwegian Song 1.2.3でその名を知られたピアニスト。澄み切った音色と歌心あふれるフレーズが魅力ですが、本作のDag Arnesenは、これがその人かと思うほど自由度の高い演奏を繰り広げています。かつ、エレキピアノによる曲目も披露。この方にとっては冒険的な作品だったのでは、と思います。ノルウェー・トラッドのそのまた奥にある自分の原点となる歌を深く探る作業でしょうか?それは、ECMにこの人ありと言われるJan Erik KongshaugによるRAINBOW STUDIOでのリマスターにより鮮明に蘇りました。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/02
どこかで見かけたジャケットだなと思いつつ、見かけぬ曲目に不安を感じながらも注文致しました。見たというのは、寺島氏のピアノトリオ名盤500の中ででした。寺島氏10点進呈の大推薦盤です。一聴してなるほどと思わされる見事な出来栄え。多少3者のリズムがぶれるところもありますが(そこも寺島氏は愛着を持って聴いてらっしゃる)、それを補っても余り得る卓越したインプロビゼーションに溢れた作品。特に、ピアノの身もだえするような美しいタッチに満点を差し上げたいと思います。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/02
日本人でなければ探し出せないようなピアニストを発掘し、ピアノトリオなしでは生きていけないようなファンがひしめくこの日本の市場に、高品質のソフトを提供し続けるAtelier Sawanoの姿勢には頭が下がります。エストニアという、我々には遥か彼方の地から届けられたTonu Naissooの優れたピアノトリオもその例外ではありません。そういえば、ECMの諸作でその名を知られたArvo Partもエストニアの方で、この地は豊饒な音楽で満たされているのだとも思いました。さて、Keith Jarrettに取り上げられたことでSomewhere Beforeを名作たらしめたMy Back Pagesを今回Tonu Naissooは演奏し、かつアルバムタイトルにもしています。かなりの自信のあらわれだと思います。確かにこのアルバムは私が聴いた中でもTonu Naissooのベストだと思います。リズム隊も歌心溢れる彼のピアニズムを十全にサポートしています。人はこれを阿吽の呼吸と呼ぶのでしょう。ちなみに、私は表題曲に勝るとも劣らないYou’ve Got A Friendに心を打たれました。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/29
Charlie Haden・Quartet Westのメンバーとして、または優秀なアレンジャーとしてのAlan Broadbentより、やはり数多くの優れたトリオ作品を我々に届けてくれたピアニストとしての認知度の方が高いと思います。 本作は、1987年の作品。ジャケットの面構えも若々しいですね。スタンダードにオリジナル曲を交えての構成ですが、どれもが溌剌としています。 正面から堂々と迫ってくる音にこちらも耳をそらすことが出来ません。 これら3枚のDiscovery復刻盤はどれもが素晴らしい内容で、その後のBroadbentの活躍ぶりを予言していると思います。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/28
話題騒然の菊地雅章ECMデビュー盤。菊地氏は1939年生まれなので、まさに待望のと言っていい作品。これほど日本にファンの多いECMレーベルなのに、何故か日本人がリーダーのJAZZアルバムは、傍系のJapoから1979年に発売された加古隆TOK・Paradoxのみだと思います。本作は2009年9月はニューヨークでの録音。発売までにタイムラグがあるECMらしいといえばそれまでですが、世に出るきっかけがPaul Motianの逝去にあるとしたら、こちらも悲しみが増すばかり。日本人としては、本作の素晴らしさを多くの音楽ファンに喧伝し、欠番になっているという菊地氏本人のソロアルバムのリリースにつなげたいものだと思います。さて、何が素晴らしいのかと言えば、それはやはりピアノの語り口の美しさでしょう。さすがにECM。菊地氏の詩心を究極まで追い詰めていくような録音技術が光ります(いつもの唸り声も極力奥の方に閉じ込めている)。例によって?、Motianのドラムスは必要最小限のアクセント(存在感のある)を全体の中に散りばめて効果的。そして、John Abercrombie Quartetで頭角を現したThomas Morganのベースがピアノに寄り添うように佇んでいます。いわば、垂直感覚のピアノトリオですね。いかにもECMらしいジャケットにも好感がもてます(それが日本人画家の作品なので愛着もひとしお)。星の数は10です。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/27
1997年イタリアはミラノで録音された作品。メロディアスなオリジナル曲にスタンダードを織り交ぜた、実にスムースな構成。Mario Piacentiniのピアノの音に、品があります。Bill Evansとの共演で知られるEliot Zigmundの時に躍動感あふれるドラムスも、Piero Leverattoの歌うようなベースも素晴らしい。音圧は低めですが、アップテンポの曲でもドタバタしない録音技術も称賛に値するのでは。特にEvans派にお薦めしたいと思います。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/26
ブラジルの心優しきピアニスト、Joao Donatoのライブアルバム。Joyce、Gilberto Gilといった豪華なゲストに驚かされます。AmazonasやA Ra(カエル)などお馴染みの曲で構成されており、期待はふくらみますが、あくまでも、仲間内で楽しく和やかに作りましたという感じ。この馴れ合いめいたところに若干の物足りなさを感じます。しかし、そこはまたJoao Donatoらしくもあり、これはこれで良いのだと、妙に納得させられる作品。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/17
Nardisというタイトルながら、Nardisは収録されていません。マイルスのスピリットをこのピアノトリオで表現しかったということでしょうか?1986年録音の隠れ名盤との謳い文句ですが、確かに古臭さは感じられず、瑞々しい音に溢れています。多少リズムのばらつきはありますが、手慣れた演奏よりは新鮮味がある。本場に負けまいとするユーロ圏のジャズマンの気概にあふれた秀作だと思います。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/17
優しい優しいメロディにあふれたアルバム。北欧の名手Lars Danielssonの歌うベースを堪能できます。いつもながら、ジャズらしさはあまり感じられません。どちらかというとフュージョンタッチ。しかし、Arve Henriksenの効果的なトランペットが、そこいらのフュージョンとの品格の差を示してくれます。ピアノのTigran Hamasyanもメロディ重視の作品群に良く合っています。ドラムスはe.s.tのMagnus Ostrom。最高のメンバーを得て、Lars Danielssonの優しい笑顔がひときわ輝くようです。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/01/31
高校生の頃、同級生がファーストを購入して、聴かせてもらいましたが、同じブラスロックなら、やはり、BS&Tかシカゴだなあと思いました。優秀な作曲家がいないバンドは、やはり苦しい。演奏力が補っていればいいのだけれど。セカンドのたしかタイトルが「恐竜の棲む沼」は、ジャケットが良くてついつい購入。やはり楽曲的魅力が乏しい中で、6曲目のしんみりと歌うMermaidと、7曲目のUranian Sircus(サージェントペッパーを意識したか?)が拾い物。演奏面では、やはり Jerry GoodmanのViolinがロックバンドとしてはユニークで、John Mclaughlinに引き抜かれた時はびっくりしました。そのサウンドの流れは、スターレス・クリムゾンに繋がっていったのかも?
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/01/23
ginger bakerが所属し、修行を積んだGraham Bond Organisationのアフリカンリズム版でしょうか?当の本人の参加がこのライブの方向性を決定付けているように思えてなりません。Steve Winwoodに遠慮してか、サックス中心での参加ですが。混沌を楽しむかのようにドラムを叩きまくるginger bakerの笑顔が浮かぶような演奏内容です。対するトラフィック軍団も気合が入っており、特にRick Grechのベースは、こんなにうまかったのかと感心するほど。さて、音はイマイチ。かつ、盤はキレイなのに、ブチっと懐かしいノイズが。さては、レコードからのダビング盤か?昔々の作品なので、ここは我慢しましょう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/01/09
First Light以来のトリオでのアルバムとのことですが、相変わらず端正なピアノを聴かせてくれます。整いすぎかもしれませんが、音色が綺麗なのでその美しいトーンに惹かれて、堅苦しさも感じないままに46分間をあっというまに聴き通してしまいます。First Lightでの若干の物足りなさも感じられず、この方の現在までの最高傑作だと思います。勝因はアレンジ力にあるのでは?3曲目のDindiはアップテンポの意外性で耳を奪われますし、7曲目のYou and the night...では、こちらの期待をはぐらかしつつチョロ出しするメロディに引き付けられます。今後の活躍を期待したいと思います。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/10/02
音質は予想よりも良くて安心しました。しかし、ドラムス音が薄っぺらなところがRobert Wyattには気の毒な気がします。演奏内容は、Third 、Fourth 期の黄金のquartetなので、文句なしの五つ星です。特にElton Deanのサックスが熱い!当時は毎晩、ロンドンの薄暗いジャズクラブで壮絶な演奏が繰り広げられていたのですね。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/09/25
日本のオジサンらしく?、ピアノトリオばかりを漁るようになってから、サックスなどホーンをフィーチャーした作品を遠ざけるようになっていました。本作は、その評判から手にしましたが、主人公のピアノより、サックスの方が輝いて聴こえます。音に艶があると思います。他人の評価は信ずるに値するという見本のような作品。難点は、ジャケットがカラーコピーのようにチープなことでしょうか。
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