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検索結果:106件中76件から90件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/19
今思えばこの時は何のための再結成だったのか判らないが、この会場、ここに集ったお客さん、ここでの演奏はみんな失われてしまった。何かが決定的に欠けていた。今これを見ても何も残らない。やはり伝説は伝説のままにしておくのが良い場合があり、これはその見本。でも見方を変えれば再結成したロキシー・ミュージックのライブみたいな感じもするし、ちょっとだけ小銭稼ぎに来ました、という所なのかもしれない。その為にこんな事ができたのはやっぱり時代がバブルだったんだなぁ。バブルの遺産。大村憲司の姿が確認できる数少ないビデオでもある。合掌。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/23
実はちょっとだけ見ましたが、これはあってはならないものであり、なくてはならないものです。全く予想もしなかったところから突如発掘された埋蔵金の如きビデオ!ジャコ・ファンを自称他称する者は直ちに購入ボタンを押すべし、です。画質・音質とも、こんなことあり得ません。青天の霹靂とはこのことです。生きてて良かった!
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/19
69年ものは、コペンハーゲンのTV局マスターが必ずあるはずなのでそれが出れば決定的だが、比較的安定した画質と音質でということになると、本盤はかなり高得点である。(ただし、ハイビジョン対応のTV等で見る方には、やっぱりブートの域を出ないものにしか見えないと思うが) おそらくこれもプロショットであり(カメラのターンなど、カメリハした形跡あり)、わずかな発色だがカラー映像である。ちょうどアポロ宇宙船からの中継映像とでも言うべきか。音質は大音量時に音が引っ込む弱点はあるが、バランスのよい収音である。(これをどう捉えていいか判らない時代に、偶然の産物だと思う) 音楽そのものについては、言うまでもなくロストクインテット怒涛のプレイであるがコンサートホールということもあってか、やや抑え気味のプレイである。お互い細部がよく聞き取れるためか、実に細かい掛け合いが出来ているところもあり、少し冷静な演奏と言える。他の日と違ってマイルスも音数が少ないので「大爆発」的なものをイメージすると期待外れかもしれないが、ここで展開されるスリルは程度の差こそあれ十分69年である。今のところ入手できるものの中では最良のものである。これも、放送局マスターがあるのではないか。それともマスターが経年変化でそもそもこの画質なのか・・。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/04/06
死人に口なしなのか、次々リリースされるコンプリートものは容認しかねる。いらないボーナストラックも多いし、『ビッチェズ・ブリュー』ではビートルズまがいのリミックスまでやって、しかも編集が間違っているという噂。そんな悲惨な状況の中、これは唯一許せるコンプリート。ただ1曲、タイトル曲のリハーサルテイクを聴くためだけでもこの盤を手に入れる価値がある。ザヴィヌルの研究本に彼の直筆の原譜があるが、そこに書いてある通りボサノヴァで演奏されているがこれが何気に素晴らしい。「事件」はこのあとに発生する(和音をEメジャーひとつにして、マクラフリンに素人みたいに弾かせる)が、その直前のまさに原型の演奏で、これだけでも泣きそうになる。マイルスとザヴィヌルは遡ること1959年に「一緒にやるときはスゴイものを作ろう」と言ってその時は手を組まなかったのだが、この2人の出会いがその後のジャズを延命させているのは歴史が明らかにしている。その「マイルストーン」として本盤を持っていても損はない。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/03/31
カメラ割がプロショットだから、これもどこかにもっとクリアな公式映像があるような感じがする。演奏はキレがあるというよりキレている感じで、仮に知らない人が目をつぶって聴いたらどこのヘタクソの練習風景だよって感じである(笑)高みに向かっているところとは言え、この日のマイルスバンドは混沌の極みである。しかし最大の発見は(当たり前だが)この混沌は全てマイルスによって統御されたものであり、それが映像として確認できるところだ。エリントンオーケストラの如くマイルスの指揮でバンドは演奏している。この頃のマイルスバンドはまさにマイルスの手足となって演奏していたのだ。全員がマイルスのような音である。だからマイルスの体調とも関係があったのだ。この日のマイルスはちょっと不調だったのかな。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/03/13
YMOべったりになる寸前の、矢野顕子1人でビッグショウの時代の最後の作品。即興性とプログラムされたシンセ音楽の橋渡しとなった作品でもあり、妙に涼しい音でもある。編曲の矢野誠との諍いも絶えず、何やら荒削りなアルバム構成ではあるが、意外な発見はドラムがスティーヴ・ジョーダンであることで、時を越えてカッコイイ。悩み多き時代の作品であり、自分のソロよりは同時期の石川セリ『気まぐれ』の方がプレイヤーに徹している分生き生きとしている。次のライブ盤からまるっきり音が変わってしまうので、クールで毒のある矢野が楽しめる貴重な盤と言えるだろう。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/03/06
可能ならばやはりライブで直に接する事をお勧めする。私は昨年このライブを観る事ができた。野呂一生さんの作品中では今となっては「TAKE ME」が私の中で最も好きな曲だが、カシオペアが再結成されない限り2度と聴けないと思っていただけに作者本人による心に染みるような、しかし発刺とした演奏に泣きそうになった。こういう体験を他のファンにも是非していただきたい。どうしても無理ならばこの作品だ。極限のユニットから無限の喜びが得られる。語弊を恐れずに言えばカシオペアを過去のものとして整理できたし、野呂一生という類稀な作曲家の素の部分を感じることができる。至上のDVDである。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/02/26
トニー・トンプソンのグレートなドラムと、アンディ・テイラーのそれまでのフラストレーションを吹っ飛ばすかのような痛快なギター・ワークを聴くためのアルバム。特にトンプソンの何物にも替えがたい「ズレたオカズ」が最高。音はスタジオマジックによるものでこれ以降こんな音だらけのドラムが横行したが、このセンスは誰も真似できなかった。ジミー・ペイジが感動してZEP再結成に引き入れようとしたのは有名な話。ロバート・パーマーもこの異常なプロジェクトにノリノリで応えているところもいい。ちなみに輸入盤はDVD付きで、その中でもサタデーナイトライブでの「SOME LIKE IT HOT」が素晴らしい。どうやらテープのクリックに合わせての演奏だがこの不完全生パフォーマンスが意外にいい!トンプソンの偉大さを痛感するし(超かっこいい!)、アンディやジョンの危なっかしいプレイが逆に緊張感があってたまらない。スーツのロバート・パーマーは本当に突然サラリーマンがマイクに前に立ってるみたいだが、巧みなボーカルにもっていかれる。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/02/24
これ聴いたらすぐチケットを買って、ライブに行きましょう!どうやってこんな演奏してるか判りますよ!いや、ほんと、力も抜けてるのに脂ものっている、最強ユニット。この2人の邂逅は2010年代の明るい希望だ!
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/02/19
MTVで育てられた我々に、このアルバムが拒否できようはずがない。耳を塞いでもジョン・テイラーの跳ねるベースを感じただけで全面降伏である。蛇が国境を越えてきたら何が変わるんだ?なんてことも考えずリップシンクしまくってた10代前半でした。これや『スリラー』『ライク・ア・ヴァージン』なんかを手にした時「外国はどえらい事になってるんだなぁ」と想像するしかなかった。今聴くとアンディはちゃんとギター弾いてるぞ、誰だ、何もしてないなんて言ってた奴は!デュランを糞みそに言ってた週刊●Mが懐かしい。私は幸福(降伏)の証に星5。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/02/13
タイトル曲はいろんなものが想像できる。もちろん、アルプスの夕刻、羊を追う羊飼いたち。死んだうちのおばあちゃん。真夏の夜の、田から聞こえる蛙の鳴き声。1学期の終業式の帰り。合鍵を置いて去って行った彼女のいない部屋。泣きじゃくりながら去って行った定年退職の人。無音で流れる、子供の小さい頃のビデオ。ベトナム戦争の映像。最初のイメージに繋がるこういう曲を書いたジョー・ザヴィヌルも凄いし、スケッチを聴くやいなや「オレが最初に録音する」と言い張ったマイルスも凄い。緊張するマクラフリンへのアドバイスも歴史的な逸話だし、このアルバムは何か様々な分岐点という感じがする。モニュメントだ。マイルスの諸作中、音楽としては最も力を持っているアルバムかもしれない。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/01/08
どれを見ても凄いと思うけど、時期的に『ハイファイ』録音時の1951年〜52年頃のこのビデオ(フィルム)でも相当凄い。出てくる人出てくる人全員驚異的な演奏で、現代では全く失われてしまったパワーがここにはある。そしてやはり意のままにメンバーを操り、これだけのエネルギッシュな演奏を引き出すデュークは真に偉大である。こんなものが遺されている事に感謝すべきであるし、一抹の寂しさもある。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/01/01
音楽は結局ノリだ。それがもっとも解りやすい(解りにくい?)形で音盤になっているのがコレだ。理屈抜き。曲はキッカケに過ぎない。ギターの技術がどうしたとかではなく、全体のバンド表現が頂点に持っていかれる興奮。ビッグバンド・ジャズなんかと一緒である。呪術的、とか魔術的、アフリカの民族集会的、とか想像で何とでも言えるがもはやR&Bでもないこの混沌は、ライブ録音という概念も破壊する。だからミックもおそらく仕上げの最中に音を差し替える気になったのだろう。だから純粋なライブ録音ではないがそんなこともどうでもよろしい。気に入らんかったら聴かんでよろしい。そのかわり気に入ったら1年に1回以上は聴かないとムズムズするようになる。今日も聴いてます。イエーイ!
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/12/31
メンバーについては、何も解説する必要はないだろう。目から星が出ているに違いない、デイヴ・グロールは。憧れの人と一緒にやるというのは、意外にもミュージシャン願望のひとつだと思う。わかるわかる。 ただし、この組み合わせだとどうしても「ツェッペリンが甦る!」的な扱いをされそうだが、違う。少なくとも見かけは。ヘヴィリフは出てこないし、何より「あのグルーヴ」ではない。そりゃそうだ、ツェッペリン的なものはあまたあれども、ツェッペリンの再現は本人達が2007年に1回だけなんとか成功しただけで、あとは絶無なのだから。あの音楽はあの人達にしか再現できないし、それを他のバンドに求めることは不可能だ。どうしてジミー・ペイジが執拗なまでにツェッペリンのリマスターに拘るかってのは、それはあれを少しでもいい音で聴いて欲しい、ただその一念に尽きるからだ。つまり、代わりは他にはない、と。 ではこのTCVがつまらないかと言えばそうではない。あくまで私見だが、ツェッペリンが本当に好きな人ならば、このアルバムが放つ魅力に気づくはずである。やや変拍子的ではあるが、ここでの渋い仕掛けの連続は実は中期ツェッペリンがもっとも得意とするところだ。それに奇想天外な音使い・チューニングは、かつてのZEPの十八番ではなかったか。その仕掛け役がジョン・ポール・ジョーンズだということが、これを聴くとよく判る、というか、地味だが、実は欠かすことのできない最後のパズルが、ここではいかんなくエネルギーを発している。そう、ペイジ・プラントが幾ら頑張ってもツェッペリンにならない。このベースが鳴らないとダメなのである。 私がデイヴ・グロールなら、寄り目興奮のリズム・セクションである。こんなにおいしいベースラインはない。スラップもなければ、フレットレスもない。しかしこの魅力的なベースがこのアルバムの重要な位置を占めていることに相違ない。このアルバム、コマーシャル性ゼロだが、おそらくライブは相当面白いに違いない。是非来日して欲しい。ぜぇ〜ったいに観に行く。 トリオというところもいいが、メタルやパンクやグランジを経由しておそらくロックで出来る最後の仕事はコレ、という感じがする。これで面白くなかったらもうロックなんか辞めていいと思う。言い切りだ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/12/23
ハンコックがこの路線に目覚めてくれたことにより、こんにちのジャズの底辺がどれだけ拡がったことか。金字塔とはこの盤のためにある言葉。にしても今となってはストイックな音数の音楽だが、ここ込められたスリルは全く風化せずいつ聴いてもワクワクする。ドラムのハーヴィー・メイスンは録音時点で相当若いはずだが、この不敵なまでに挑戦的なビートには恐れ入る。このワウのかかったクラヴィネットが弾けるハンコックは永遠に不滅。
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