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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/11/17
カルロス・クライバーは彼の死後知りましたが、作品を通して生き生きと私の中には生きています。それどころかたまに落ち込み暗くなったとき彼の作品を聴くと私の中に新たな息吹をいただきます。それは音楽以上の存在です。 私はクラシックはさほど詳しくないし、また文章力も乏しいので受けた光を表現することが出来ずもどかしくいますが、皆さんのレビューの言葉の端々に そうそう!と同感しきりです。クラシックは上品な家の人とか頭の固い人とか、何て言えばいいのか、、日本では特殊な層の人が触れるものという空気がまだ少しはあるような気がしますが、、本来は心と体と魂に光を受けることのできるもっと日常のもの、もっとすごい力のあるもの、、もっともっと素晴らしいものだと思うのです。そしてその素晴らしさをこの世に残してくれた一人が私にとってはカルロス・クライバーです。 一度だけですが、彼の音楽に触れていたとき素晴らしい体験をしました。想像するにCDにもLPにもDVDにも残っていない実際の彼の生の演奏会にあった空気、違う次元と演奏が結びついてそこから光が降りてきた皮膚感覚を一度だけ体験させていただき今でも忘れません。その瞬間が天空には残っていてそこから少し分けていただけたような。 すみません、すっかりレビューとそれていますが、私はこのLPを聴きながらその1度の体験を追憶しています。クラシックや音楽に詳しい方は頭で色々と聴いて批判や考えもおありでしょうが、音楽を越えた「体験」をもらったのは私にとってはカルロスクライバーです。それは音と音の間にも感じます。 長々と失礼しました。 アナログからデジタルの時代になり、私が感じさせていただいたような皮膚感覚での体験を若い世代がなかなか出来にくくなっているようで「もったいないよう〜〜〜!」という思いで一杯です。私は個人的に「カルロス・クライバー」を知ってほしいというよりクラシックを通してそのような心、あるいは魂の皮膚感覚での感動を味わってほしいに尽きます。そしてカルロス・クライバーもそれを望んでいるように思っています。 文章が下手で皆様みたいに端的に表現出来ないためにこのような長文失礼いたしました。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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