トップ > My ページ > ダニエル さんのレビュー一覧

ダニエル さんのレビュー一覧 

検索結果:15件中1件から15件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/30

    恋の三角関係どころか四角関係で捨てられ死んでしまう主人公の話だが、主人公に感情移入しずらい事では例外的な作品といえるかもしれない。なんとなく客観的に眺めてしまう作品だが、演奏は上質で、平凡なミンクスの音楽も歯切れ良くダイナミックな音楽に聞こえてくる。画質もよく美しい。けばけばしい衣装にはちょっとウンザリ(マリインスキー劇場ならもっと控え目な衣装になるだろうと思う)。とくに結婚式の場面でプラテルが着るチュチュの紫色は浮いてしまっている感じ。第三幕のコール・ド・バレによるプティパの典型的な整列形のダンスは、照明の巧さもあり、夢幻的な美しさ。全体的にエンターテイメント色満点の良い出来栄えだと思う。この作品を見るとガルニエ宮にバレエを見に行きたくなるだろう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/30

    プロコフィエフがソ連で作曲したバレエ三作のひとつだが、音楽的には非常に面白く、感動的。(個人的には、民族音楽を多様した「石の花」より充実した感動を感じる)。演奏もとても良い。ただ、マイヨの振付は、世界的にも人気があるものの、違和感を持つ人もいるかもしれない。心理的な面にまで及ぶ解釈や、振付や演出から考えなければならないことが多く、観ていたちょっと疲れるところもある。何度みても考えさせられることから、興味深い作品であることは確かだ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/30

    男性的で躍動感に満ち溢れたダイナミックな振付をするグリゴローヴィッチの期待に、元英国ロイヤルバレエにいたアコスタが見事に応えた印象がある。振付、画質、演奏、ダンサーたちの技術が見事にそろった作品である。充実した一枚だと思う。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/05

    プロコフィエフのいろいろな作品の音楽を張り合わせた作品だが、その雰囲気を非常に面白くバレエ化している。ロシアの代表的な音であった鐘(革命のとき随分失われたが)をうまくシンボル化して、場面の展開に使っている。全体的に非常に暗い舞台だが、その中で繰り広げられる陰謀、官能的な愛、復讐など、現代的な感覚でバレエ化した作品。プロコフィエフの音楽が好きな人には魅力的な一枚だと思う。同名の映画から派生した作品として、その成立も興味深い。個人的にはもっとも好きな作品のひとつ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/05

    第一幕ではブリテンの音楽的技法に難しさを感じるが、第二幕の幻想的な場面から第三幕の組曲的な面白さまでは素晴らしい作曲技法に圧倒されてしまう。音楽に魅力を感じる作品だ。マクミランの振付だが、「ロミオとジュリエット」で示された圧倒的なインスピレーションは感じないものの、音楽と融合する振付は解釈の深さといえるだろう。ただし、コールの踊りが、ちょっとまとまりがない感じがするのが残念。ブリテンの音楽に興味のある人にはお奨めの一枚。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/20

    NHKが録画担当しているせいか、カメラワークが非常に良い。(さすがNHK!)舞台、踊り、演奏、色彩すべてがバランスしている。ラリッサ・レズニナの踊りも素晴らしい。特にネズミとの戦いの場面の後、くるみ割り人形が王子に変身するところからは感動的な美しさ。クリスマスの風物詩的な作品だけに、クリスマスには是非見たい作品。個人的にはこれほど気に入った一枚は他にない。これを見れば、誰もがバレエ好きになるだろう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/20

    ニーナ・アナニアシュヴィリの日本でのガラ公演。テクニック、美貌、体型、気品、もうバレリーナになるために生まれてきたかのような彼女にため息さえ出てしまう。さすが世紀の舞姫。私にとっては奇跡のダンサー。タイトルにアナニアシュヴィリとあれば、やはり買ってしまう。いっそ、ニーナだけの特別編集版がほしい。(日本に来てくれるニーナに感謝)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/20

    前半は、イギリスでのキーロフのガラ公演。ドボルザークの美しい音楽でのダンスやチャイコフスキーの「ロシアの踊り」では音楽にも魅了されるだろう。後半はモスクワの「赤の広場」の野外劇場でのガラ公演。20世紀末のバレエ界のスーパースターであるニーナ・アナニアシヴィリの「眠れる森の美女」に始まり、同じニーナの「ドンキ・ホーテ」で締めくくる構成。バレエの楽しさを知るための格好の入門編。解説書もバレエの歴史を的確に語り、お奨め。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/20

    90年代の初め、まさにニーナが絶頂期にあった時の日本公演の録画。ガラ公演でも「ドンキ・ホーテ」といったらニーナ。その完璧なテクニック、美貌、バレエのため生まれてきたような手足、明るい表情で演じるキトリ役。もう第一幕で赤い衣装で颯爽と登場する瞬間から魅了されてしまう。バレエ界のスーパースターのニーナを満喫する一枚。ニーナのユーモアとおどけた表情に注目。誰でもニーナに恋したくなる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/07

    いつも完璧で気品のある技術を見せてくれるニーナの絶品の踊り。それに較べるとペルミのダンサーたちの技量がかなり貧弱に見えてしまう。これはまさにニーナを見るための一枚といえる。90年代初期の来日公演であるが、この頃ニーナが最高度に成熟したバレエを見せてくれていたように思われる。当時西側世界を代表する、演技力と表現力のフェリと、気品と完璧な技術を誇り東側世界の代表だったニーナだが、公演のときの舞台がちょっと貧弱だったような気がしてならない。二役を視線や微妙な表情までを変えながら演じ分けるニーナの驚くべき技術を見ることができる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/07

    シルフィード役は、鋭い表現力も見せるRose Gadのも定評があるが、イェプセンのシルフィード役は柔和で、切ないほど愛らしい。誰がみても好きになれるだろう。録画が古いのか画質はいまひとつだが、個人的には好きな一枚だ。フランスやロシアのバレーが素晴らしいことに異論はないが、デンマークのバレーの良さと魅力を知ることができる。全体の色彩も地味だが、それだけにシルフィードの白が美しく浮き上がる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/07

    画質も演奏も良いのに、ベンジャミンとアコスタの踊りが、まるで練習不足じゃないかと思われるほどぎこちない部分がある。ドリーブの音楽が、アダンやミンクスのものより優れたものだけに、踊りのぎこちなさがなおさら残念。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/07

    DVDにMy Giselleとあり、セメニャカ自身の生活の場からステージの踊りへ移るのも編集上のアイデアか。セメニャカの踊りそのものに不満はない。数多いGiselleの中でも、後半は良質な方だろう。ちなみに付属している解説書のフランス語部分は誤字だらけで、あまりにひどい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/07

    衣装も豪華で、画質も良く、見ていて快適で楽しめるが、それだけにかえって鑑賞者を夢中させる強烈なポイントがない。オケの演奏がお世辞にも巧いとはいえないのが残念。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/07

    フェリの抜群の表現力、演技力、プロコフィエフのド迫力の音楽、その他振付、衣装といい、最高の1枚。画質はいまひとつだが、欠点とは感じさせない。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:15件中1件から15件まで表示