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0 people agree with this review 2021/07/10
私が初めてリアルタイムで聞いたアルバムです。 まず新曲4曲ですが、完全主義者の彼ららしい「これぞイーグルス」 という曲を持ってきました。ヘンリーとフライのボーカルが重なる ところ、シュミットを中心にしたコーラスをきくとゾクゾクします。 「Get Over It」では、1stソロをフライ、2ndソロをウォルシュ、 アウトロをフェルダーが演奏するという、ありそうでなかったギター ワークを披露。 その他はMTVアンプラグド出演時のライブです。イーグルスは特別に 「プラグド」演奏が認められました。 これが、昨日までツアーを続けていたような見事な演奏です。 特筆すべきは「ラスト・リゾート」。この曲がライブで演奏される こと自体が驚きですが、弦楽団をバックにドラマチックな仕上がり。 落ち着きを見せつつ情感をたっぷりと見せるヘンリーの大人の ボーカルに、フライを中心としたエモーショナルなコーラス。 最高の演奏だと思います。 このほか、「Take It Easy」などの定番曲の変わらない魅力や、 「In The City」でのウォルシュの縦横無尽な活躍などなど、 イーグルスの温故知新な魅力にあふれたアルバムになっています。
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ELOは「トワイライト」がドラマ主題歌で人気になったときに 初めて聞きました。「トワイライト」はアップテンポで華やかな 演奏で私の好きな曲です。こんな感じを期待して、代表作である 「Out Of The Blue」を聞きました。 しかし、「トワイライト」のような曲、端的に言えばアップテンポ の曲はあまりないのです。そのため「Out Of…」もあまり聞き込み ませんでした。 今回「トワイライト」をなかったことにして聞き直しました。 するとさすが代表作、やはりよかったです。 まず演奏はアコースティックギターとストリングスが織り成す アレンジが素晴らしい。ここまで効果的にやっているのは なかなかないですね。楽曲はとても親しみやすいです。 また、ジェフ・リンのボーカルはクセがなく、コーラスは練りに練って います。 つまり「十分売れるアルバム」ということがわかりました。 個人的には、フィル・スペクターの影響が感じられるところも よかったです。
「海の底編」を中心に、発表年はバラバラですが短編が収録されて います。 「ヨミ編」以降は、サイボーグ戦士が9人全員登場せず選抜メンバーで チームを組むことが多くなります。「海の底編」では009一人です。 これは、石ノ森先生が「9人メンバーは多すぎたかも」と考えていた からかもしれません。 しかし、9人の個性を際立たせて全員魅力あるキャラクターに描いた 石ノ森先生はすごいと思います。 また、「海の底編」では大ゴマを使って戦闘シーン、潜水艦や戦艦、 巨大生物を描写しており迫力満点です。 「風の都編」、009の女難の相は相変わらずです。 「雪のカーニバル編」は、シリーズ初の少女コミック誌掲載 作品です。「百合」描写が衝撃的です。しかし切ない終わり方 でした。ハインリヒのニヒルな優しさが光ります。 「クビクロ編」は連載初期の重要エピソードです。ジョーの下宿 生活が描かれています。ジョーは、クビクロに自分と同じ 哀しさを感じ取ったようです。
この作品は、キーチューンがディスコ寄りになっていて、個人的に これが苦手でした。弦楽団による演奏は豪華で、本場のソウルの ようにも聞こえます。楽曲もポップすぎるくらいポップです。 が、どうしても好きになれません。コーラスワークが凝りすぎ ているところも逆に災いしました。
未完の完結編「天使編」の感想です。 印象深かったのは、ギルモア博士のセリフです。 戦いを決意する戦士たちを前にして、「この問題を考えるには年を取り過ぎた」 といいます。これは石ノ森先生の率直な思いではないでしょうか。 長く描き続け、そしてファンに愛されたジョーたちにこれ以上過酷な 戦いを強いるのがつらかったのかもしれません。 とはいえ、先生このとき32歳。老け込むには若すぎます。 そして、しばらくして復活してくれました。
「神々との闘い編」の感想です。 ストーリーはほとんどありません。抽象的な心理描写が延々と続きます。 ストーリーがないとはいえ、サイボーグ戦士たちにとって絶望的な 戦いであることが明らかです。「天使」も「神々」も、人類を作った 創造主であり宇宙人であることが示されます。 この2作では、キャラクターが驚くほどアダルトに描かれています。 完結編にふさわしい描写をしたということでしょうか。
カンサスの2枚目です。 1枚目よりぐんと出来が良くなっています。すでにバンドの個性が 確立しています。 曲作りではギタリストのケリー・リブグレンがひっぱっていますが、 演奏はメンバーのアンサンブルで聞かせます。そしてアメリカンです ので、とても親しみやすいです。最後の大曲「Incomudro-Hymn to the Atman」は、 「アメリカのプログレをやる」という気合に満ちています。
カンサスの1枚目です。 確かによい作品です。私は2枚目でカンサスサウンドが確立する と思っていましたが、1枚目でも十分にカンサスらしさがあり ます。多分、以前に聞いたときは曲の出来のばらつきやスティーブ・ ウォルシュのボーカルが荒削りだったことが気になったようです。 しかし、アルバムを大曲中心に作り、さらにその後のライブでも 多く演奏される曲が収録されています。
カンサスの3枚目です。 アルバムとしての統一感は2枚目の方があります。一方 このアルバムでは、前半にバラエティに富んだ曲を、 後半は2枚目に負けないプログレらしい曲を配置しています。 3曲目は代表曲である「イカルス」が光ります。また、 後半の「Child Of Innocense」や「Mysteries And Mayhem」 など、間奏やアウトロでのドラマチックな展開が とてもかっこいいです。
カンサスの4枚目で代表作です。 スティーブ・ウォルシュのボーカルがさえわたっています。曲も 大曲、スローテンポ、ロック調などバランスがよく、演奏面 でもキーボードやバイオリンが活躍するなどアンサンブルが さすがです。人気作だけのことがあります。 私はハードロックやヘビーメタル系が苦手です。このため、 キング・クリムゾンやカンサスにこれらの高性能な代替品として 期待しています。このアルバムもその点で十分に機能して くれています。
カンサスの5枚目でこれも人気作です。 2〜4枚目と比べると、曲がコンパクトになっています。 その分多彩な曲が増え、バンドの曲作りに幅が広がった ことがわかります。そして最後の2曲は重厚感にあふれて、 プログレらしさもしっかりとアピールしています。
カルチャー・クラブの2枚目で最高傑作です。 今聞いても全く古びていません。ポップな楽曲、切ない メロディ、勢いのあるナンバーなどなどまるで万華鏡の ようです。 ボーイ・ジョージのボーカルは、情感たっぷりでそして 艶っぽいです。ソウルミュージックの影響が強いとの ことですが、私にはわかりません。それでも心をぐっと つかむ魅力があります。 このアルバムではヘレン・テリーというパワフルなバック コーラスが全面参加しています。ジョージとテリーの 掛け合いが素晴らしい相乗効果を生んでいます。 私が購入したCDはリマスター版でボーナストラックが 収録されています。この中では「Melting Pot」のライブ テイクがたまりません。いつもライブの最後に歌われていた というこの曲はブラス隊のノリのよさ、テリーの迫力満点の ソロを受けて、ジョージがしっかりと、そして華やかに 歌い上げています。
「エッダ編」は、現在に過去と未来を入り乱れさせるSF色の 強い作品で、ちょっとしたロマンスがあったりサイボーグ戦士 全員がそろって戦うなど盛りだくさんの作品です。一度は敵に 敗れた004がリベンジを決めるところがクールです。私も とても好きな作品です。 「グリーン・ホール編」も時間をテーマにしています。掲載誌 の対象年齢が高いのか、描写や登場人物の心情が大人びて います。 「怪奇星編」は、009と006(張々湖)とタッグを組みます。 006がメインで出るとユーモア感が増していいですね。 「ディノニクス編」はSFマンガの王道である恐竜が登場。 サイボーグ戦士をよく知る「黒い幽霊」の残党と009、002、005が どう戦うかが見物です。
「Point Of Know Return」の後に発表されたライブ盤です。 ウィキペディアで調べると、カンサスはライブ活動に力を入れていたそうです。 そこで鍛えられた実力がいかんなく発揮されたライブ盤になっています。 もともとドラマチックな曲がライブではさらにダイナミックな演奏に。 スティーブ・ウォルシュの熱唱やフィル・イハートの手数の多いドラムが印象的です。 ライブでは埋もれがちになるかと心配だったロビー・ステインハートのバイオリンも 活躍しています。 私が購入したのは30周年記念の2枚組です。1枚目はもともとのライブ盤収録曲が、 2枚目はボーナスディスクです。1枚目に代表曲が目白押しですが、 2枚目も十分単体として発売できる水準の高さ 。この2枚で70年代カンサスの全てを聞くことができます。 素晴らしいライブ盤です。
「Power」は、紆余曲折があって80年代半ばに再結成した ときの初の作品です。 ロビー・スタインハートとケリー・リブグレンがいません。 代わりにハード系ギタリストのスティーブ・モーズが参加 しています。このため、ハードロックになってしまいました。 私にとってカンサスは「アメリカン・プログレ・ハード」です。 ハードロックではありません。悪いことに、フィル・イハートの ドラムもハード色を増加する方向に作用してます。 ヴァイオリン奏者がいないのもつらい。叙情感やプログレな中の 軽やかさが全く失われてしまいました。
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