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　2010/08/27

　今回のアルバムは、音が若返っているという印象がある。ターゲットは、「Headless Cross」や「Tyr」期のBlack Sabbathのようだ。１〜４曲目や６〜８曲目から、そういうい感じがした。随分と時間軸がこちら側に近づいた。勿論、声の質が違うし、あんなにリヴァーブが効いた音ではなく、飽くまでも楽曲から受ける印象が、という話だ。

　ここのところ、その時期のSabbathを主食としているもので個人的には嬉しいのだが、初期の音楽性を支持するファンには、ドゥーム臭が随分と抜けて物足りなく思われるかもしれない。マーティン期のSabbathが好きな人は、是非聴いてにやけて欲しい。

　但し、９曲目以降は息切れしたかのように印象がばらけてしまう。いっそのこと、開き直って同じカラーにしてしまえばよかったのに、と思わなくもないが、さすがにやり過ぎは良くないとの判断からか。

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　2010/04/29

「ハッ！」だけで、飯何杯でも行ける。可愛さは正義だ！

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　2010/02/04

激しさは、さすがにアンジェラのVoが上回るが、このスタイルの歌唱でいろいろな感情を込める技量は、ヨハンが圧倒的。The Root Of〜でFields Of〜をやらなかったのは、きっと出来なかったからだろう。ここで聴けるヨハンの悲しみと怒りがないまぜになった泣きの歌唱は、白眉。煮え切らないと非難される事が多い彼のスタイルだが、個人的には好きだ。

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　2009/12/17

　声がバッキングに飲み込まれているのは、ミキシングの問題だろうか。パワーメタル然とした曲では、特に残念なことになっている。バックがもっと空気感を含んだミキシングになっていれば良かったのにと思う。もしかしたらAkane嬢がこんなバックで歌ったことが無いということもあるかも知れないが、それは時間が解決してくれるだろう。生で聴いた方がいらしたら、その時の印象があるから、聴き比べてどうとか言えるだろうけれども、残念ながら当方LOUD PARK不参戦ゆえに…。これがデビュー作ということなので、今後のHR/HM界の名花に期待を込めて。

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　2009/12/09

　もし、「岡林で何か1枚お勧めを」と言われれば、これを挙げる。フォークというものが、この上なく分かりやすく提示されているからだ。当時の若い世代がどんな政治的主義、主張を持っていたかが分るという歴史的な資料として、また勿論のこと観客と演者の熱気をうまく封じ込めた優れた音源としても価値がある。名盤！

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　2009/12/05

Ghost of Romanceを後追いで聴いて、今回のアルバムに期待をしていた人間としては、「？」というのが正直な感想だ。いや、曲は好きなんだけれど、別にこれを彼らがやらなくてもいいんじゃないか、という思いがどうにも拭いきれない。この雰囲気はMORRIEの声によるところが大きいと思う。完全にV系の歌い方だ。ダークな雰囲気の楽曲にはマッチしてはいるが・・・。これがDead Endでないのなら、良い作品だと手放しで喜べるんだが。

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　2009/11/30

　非常にストレートで突進力のある作品だ。初期の音楽性に戻ったように感じられる。プロダクションは、音の分離が悪い気がしないでもないが、作品の勢いを強調する方向に働いている。頼れるバンドが帰ってきた。