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トップ > My ページ > N・K=バーネル さんのレビュー一覧
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検索結果:45件中1件から15件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/12/03
QUEENS OF THE STONE AGEのギタリスト、トロイ・ヴァン・リーウェンが、05年の"ENEMY"に次いで結成した"SWEETHEAD"のデビュー作 フロントマンに女性ヴォーカリストのセリナ・シムズを迎えたことで、彼女のヴォーカルを生かしたストレートなロック・ナンバーが多いですが、楽曲によってはオルタナティヴだったり、オーガニックだったり、違った多彩で振幅の広い楽曲は、ENEMYとは違った魅力を感じさせます 取っつきやすい楽曲が多い分、ENEMYと比べると刺激が足りなく感じるかもしれませんが、このアルバムもやはり、トロイの才能を感じさせる一枚です
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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元A PERFECT CIRCLE/現QUEENS OF THE STONE AGEのギタリスト、トロイ・ヴァン・リーウェンのバンド"ENEMY"の唯一の作品 ヘヴィーで重いグルーヴ中心のサウンドはAPC/QOTSA両バンドを連想させますが、どの楽曲もクオリティーが高く、トロイの才能を遺憾なく発揮した痛快な傑作と言えると思います このアルバムは亡くなったルチアーノ・レンチャンティン(元APCのベーシスト、パズ・レンチャンティンの弟)に捧げられたもので、そのせいか、アルバム全体がダークな色彩に覆われているのですが、トロイのギターもヴォーカルも悲しみを吹き飛ばすかのごとく力強くポジティブに響いています 後にSWEETHEADに参加するエディ・ナッピもベーシストとして参加し、同じく後にSWEETHEADのヴォーカリストとして参加するセリナ・シムズがアートとフォトを担当しています
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/11/21
昨年8月にリリースされた、LOVE AND ROCKETSのトリビュート・アルバム 参加アーティストも、Black Francis(PIXIES)、PUSCIFER、THE DANDY WARHOLS、THE FLAMING LIPS、SWEETHEAD、BETTER THAN EZRA、MONSTER MAGNET…等、なかなか豪華な顔ぶれが揃っています どのアーティストもラヴロケのカラフルなサイケ・ワールドを独自の解釈で曲をカヴァーしていて、改めて、ラヴロケの曲の素晴らしさを再確認させられる内容にもなっています PUSCIFERとFLAMING LIPSのカヴァーは、彼らの個性が色濃く出た大胆なアレンジで聞き物 Black FlancisとSWEETHEADのカヴァーも、なかなかカッコ良い出来です BAUHAUSに比べて、我が国でのラヴロケの評価は著しく低いですが、このトリビュ盤をきっかけにラヴロケを聴くのも良いかもしれません
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/11/21
SWANSの14年ぶりの12作目のオリジナル・アルバム マイケル・ギラのレーベル"Young God"からのリリース経験もある、デヴェンドラ・バンハートとギラの3歳になる娘が『You Fucking People Me Sick』に参加 他にも元メンバーで、現在はR.E.M.のドラマーとして活躍するビル・リーフリンや、MERCURY REVのギタリスト、グラスホッパーが参加しています 初期を思わせる重厚な世界観が印象に残りますが、以前より枯れた魅力のギラのヴォーカルが実に素晴らしく、14年のブランクを感じさせない素晴らしい作品に仕上がっています 特に9分以上に及ぶ『No Words/No Thoughts』、前述の『You Fucking People Me Sick』は必聴 80年代からインディーの伝説的バンドとして扱われてきたSWANSですが、まだまだバンドが現役として高いポテンシャルを持ち続けていることを、このアルバムで照明しています
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/10/24
前2作同様、ザック・ヒル(HELLA)が参加しての3作目 ザックに加え、ベーシストに彼女の恋人であり、WOMENのメンバーでもあるマシュー・フレーゲルが加わったことで、よりバンドとしてのまとまりが出たことで、彼女の早弾きタッピングや甲高いヴォーカルだけに捕らわれずに聴ける一枚になっていると思います ザックとマーニーのプレイも、楽曲によっては今まで以上に聴きどころも実に多く、明るくラウドで前2作よりも聴きやすく感じるはずです 各楽曲の充実度も前2作以上で、実に強力な楽曲が揃っているので、マーニーの過去作を聴いたことがない方は、このアルバムから聴くのが良いかもしれません
HELLAのドラマー、ザック・ヒルのソロ2作目 エレクトロニックな要素等を取り入れた音楽の振幅の広さは前作同様なのですが、比較的ポップで聴きやすい方向性を持った前作とは違いハードコアなカオスを感じさせる作品です 前作は様々な豪華ゲストを迎えていましたが、今回はグレッグ・ソーニア(DEERHOOFのドラマー)、デヴェンドラ・バンハート、そして前作に引き続き、NO AGEの二人も参加と、インディー界の曲者達をゲストに迎えています 特に今回はNO AGEの二人が参加している2曲(M-4、11)は、めちゃハードコアな曲で、このアルバムのカオスを象徴していると言えるかもしれません 最近HELLAの活動がご無沙汰でお嘆きのファンの方が、鬱憤を晴らすには充分過ぎるアルバムだと思います
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/10/17
DEERHUNTERのブラッドフォード・コックスのソロ・プロジェクトの2作目 ローファイな触感もあるものの、実験的要素はそれほどなく、コックスの美学が味わえるオーガニックな作品で、DEERHUNTERのファンも気に入ることが出来る作品だと思います この作品ではパンダ・ベアことノア・レノックス(ANIMAL COLLECTIVE)、レティシア・サディエール(STEREOLAB)、サシャ・ヴァイン(Sian Alice Group)といったゲストも迎えていますが、特にコックスが愛して止まないSTEREOLABのレティシアの参加しているナンバー『Quick Canel』は圧巻の出来 一聴するとDEERHUNTERの作品に比べてリラックスした内容に思えてしまいますが、何回か聴いていくうちに素晴らしいコックスの才能を思い知らされる作品です DEERHUNTERとしての美学も感じさせながら、もっと広義的な自由奔放さもこのアルバムの魅力と言えるでしょう
イザベラ&マークのコラボによる三作目ですが、前2作の音を踏襲しながらも、より息のあった二人の世界観が堪能出来ます 2曲に参加しているジェイムズ・イハの参加は要注目ですが、ゲスト・ヴォーカルで参加している、ウィリー・メイソン、マケダ・フランシスコ、ティシャ・フレデレックも実に素晴らしいヴォーカルを聴かせてくれています イハ参加のM-2は、かっこいいブルース・ロックで、ロックン・ロールなM-6同様に、本作では最もロック色濃いイカした曲 M-5、11でイザベラと共にヴォーカルを務めているウィリー・メイソンも、マークとは一味違った渋いヴォーカルを聴かせてくれています アルバム・ラストの『Lately』も、マケダ&ティシャのゴスペル・コーラスが絡むマークのヴォーカルが絶品で、このアルバムのハイライトと言えるナンバーです 濃厚な二人の世界観にゲストが、ささやかな貢献をする事で、より二人の世界観に彩りを与え、前2作をすでに聴かれている方も飽きずに聴けるはずです 秋の夜長にオススメしたい一枚です
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/10/17
元ELEVEN…と言うよりは、QUEENS OF THE STONE AGEやTHEM CROOKED VULTURESのサポートを務めてきた人物と言った方が分かりやすい(苦笑)、アラン・ヨハネスのソロ・デビュー作 元々、彼は自己のバンド、ELEVEN、WHAT IS THIS?でフロントマンとして、その才能を遺憾なく発揮してきたのですが、それは一部のマニアに受け入れられたのみでした しかし、ジョシュ・オム(QOTSA/TCV)がその才能に惚れ込んだヨハネスの久々のフロントマンとしてのこの作品も、WHAT IS THIS?〜ELEVEN時代と比べても遜色ない彼の才能を発揮した作品になっています 収録曲は全8曲ではありますが、各楽曲の質も高いですし、情熱的で哀愁を帯びたヨハネスのヴォーカルもとても魅力的です QOTSA/TCVのサポートを務めている彼しか知らない方には彼のヴォーカルが意外に思えるほど上手い事に驚くことでしょう 彼が得意とするアルペジオ奏法にも感嘆させられますが、ヨハネスの歌心ある素晴らしい楽曲が味わえる好盤です
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/29
夏に新作リリース予定のMONDO GENERATORの先行シングル タイトル曲の『Dog Food』はイギー・ポップのカヴァー曲で、デイヴ・グロールやTURBONEGRO、DWARVESのメンバー等、気の合った仲間と一緒にプレイしているせいか、非常にリラックスした内容 一緒にプレイしている連中がMONDO GENERATORの正式メンバーではないうえに楽曲もカヴァーなんで、あまり新作の出来を計るうえで参考にはならないです しかしむしろ、このEPの聴きどころはむしろ、7曲も収録されているアコースティック曲にあると言えるかもしれません TURBONEGRO、RAMONES、KYUSS等、ニックが過去に一緒にプレイしていたり、リスペクトしていたアーティストのカヴァーの多いアコースティック曲は、昨年発売のニックのソロ作『Death Acoustic』の続編と言える内容ですが、ここでも『Death Acoustic』同様の熱い弾き語りが堪能出来ます KYUSSカヴァーもかなり素晴らしい出来ですし、TURBONEGROやロッキー・エリクソンのカヴァーの出来も秀逸 MGの新作リリースを待つ間に楽しむには充分な内容だと思います
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/22
THE MARS VOLTAのベーシスト、ホアン・アルデレッテと、ドラムスのマティアス・シャーロッドによるツイン・ユニットの2008年発表のデビュー作品 ホアンの思いっきり歪ませたベース・プレイが、ベースという枠を越えてバンド・サウンドの核になっているという点では、LIGHTNING BOLTのブライアン・ギブソンに近いと言えなくもないです サイケデリックやオルタナ的な要素も混ぜ合わせた轟音ベースで、まるでRAGE AGAINST THE MACHINEやONE DAY AS A LIONのような歪んだビートを刻むホアンのベース・プレイはむしろトム・モレロ的な役割を果たしていると言って良いと思います マティアスのシンプルでタイトなドラムも、ホアンが弾き出すビートにはぴったりマッチしてて、無機質でミニマルな質感のビートを叩き出しています VATO NEGROは今年のフジにも来日しますし、今年中には2ndもリリースされるそうで、再び、このユニットに注目です
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/04
ツアーを重ね、バンドとしてのアンサンブル、グルーヴが格段に飛躍し、余裕で前作以上の作品に仕上がっていると思います 漆黒のガレージ色が濃かった前作に比べ、ブルース色の濃いヘヴィーな作品になり、ジャックがこのバンドでやりかった音が理想的な形で結実した作品だと思います 前作より大胆に取り入れたキーボードもバンドの音により彩りを与えていますし、何より四人のメンバーがDEAD WEATHERという枠の中で前作以上にフルに持ち味を発揮出来ているのが功を奏しています ジャックも数曲でヴォーカルで参加していますが、さらにダークに深化したアリソンとの掛け合いヴォーカルも聞き物 何をやるにしてもブルース・ロックをやらせたら、誰も真似できない域に達してしまうジャックの才能には改めて脱帽
LIGHTNING BOLTの5thですが、この作品は彼らの最高傑作どころか、コレさえあれば、他のガレージ・バンドやヘヴィー系バンドのアルバムなど不要と思える程の作品を作り上げてしまったと思います 以前のフリーキーな音楽スタイルから、ガレージ色やハード・ロック色濃いストレートな曲が多くなり、ブレーキが壊れたMELVINSのような激重グルーヴはもはや誰にも止められない危険なカオス状態 突っ走るだけに止まらず"Rain On The Lake I'm Swimming In"のようなアシッド・フォークの要素を取り入れたり、フリーキーな即興があったりと、さり気なく音楽の引き出しの豊富さが感じられて、まさに非の打ちどころのない一枚 思いっきりパラメーターが振り切った爆音でありながら、本当に心踊らされる音楽のツボが盛り込まれているのもLBの魅力だと思うのです 僕の求めるダイナミズム、高揚感、カオスが全て最高の形で体現されている最高の一枚です
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/17
デビュー作『AUF dER MAUR』から6年ぶりのメリッサの2ndアルバム ヘヴィーでオルタナティヴだった前作とは打って変わって、本作はダークなサウンドが全体を支配しているアルバムに仕上がっています 本作は短編映画、コミック・ブック、インターネット、ツアーなどと連動している為、このアルバムだけ聴いて評価するのは間違っているのかもしれませんが、しかし、壮大なヴィジョンの中核は本作にあり、そのヴィジョンの中核に相応しいスケール感を感じさせます 歌詞も死を連想させるものがあったりと、徹底した彼女のダークな世界観が貫かれていますが、緻密に紡ぎ上げたストーリーや音は一聴しただけでは理解できない深さがあります 可憐な彼女のヴォーカルも、ダークな世界観の中で違和感なく溶け込み、甘美な媚薬のように聴く者を惹きつけます サンダンス映画祭に出展された映像作品の方も、ぜひ観てみたいものです
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/04
PRIMUSのレス・クレイプールが、94年のSAUSAGEに続いてリリースしたソロ・プロジェクトの96年発表作 ジョー・ゴア、ジェイ・レーン、チャーリー・ハンター、そしてヘンリー・ロリンズといったゲストも迎えていますが、レス自身がヴォーカル&ベース以外にもギター、ドラムもこなしています オールド・スクールなロックン・ロールも取り入れる等、レスの私的音楽嗜好がPRIMUS以上に感じられる作品ですが、PRIMUS活動時期に並行してやっている時期だけに、PRIMUSのダークな質感も色濃く感じられ、彼のソロ・プロジェクトの中では、PRIMUSファンが一番入りやすいアルバムだと思います PRIMUSほどのスリリングな緊張感はないかもしれませんが、幅広い音楽を取り入れながらも、レスの変態性や緩さ、毒々しさがたっぷり盛り込まれた好盤です
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